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カラオケでオペラみたいな歌い方になる特徴!オペラっぽい曲に…改善法!

カラオケでおしゃれなポップスやかっこいいポップスを歌っても、オペラみたいな歌い方になることがあります。

オペラのような歌い方が悪いわけではありませんが、ポップスを歌う時にはオペラ風な歌い方は違和感がありますよね。

どんな曲もオペラっぽい曲になってしまうのはどうしてなのでしょうか。

今回の記事では、カラオケでオペラのような曲にならないための対策について考えたいと思います。

オペラっぽい歌い方の特徴は「声が大きい」「裏声が多い」「一本調子」「滑舌が良い」ということです。

こららの特徴は、オペラとポップスの違いと大きく関係していて、それを深掘りすることでオペラ風にならない歌い方、練習法がわかります。

そのコツや練習法を実践すれば、オペラっぽい歌い方からポップスっぽい歌い方に変えていくことができるでしょう。

カラオケでオペラみたいな歌い方になってしまう

カラオケでオペラみたいな歌い方になってしまう

カラオケで流行りのポップスやかっこいいロックを歌おうと選曲しても、どうしてもオペラみたいな歌い方になる方がいます。

たくさんの人とのカラオケの時に1人だけオペラ歌手のような歌い方になるのは恥ずかしいですよね。

2人きりのカラオケデートの時はさらに気まずいかもしれません。

まずはこの問題から考えてみましょう。

オペラ歌手のような歌い方になってしまう

普通に歌っているのに、オペラ歌手の歌い方になってしまう方は意外と多いです。

「もののけ姫」の主題歌を歌う米良美一さんのような歌い方ですね。

もちろん、米良さんのようなクオリティの高さではありませんが、そのような雰囲気に近い歌い方です。

学生時代の合唱のような歌い方とも言えますね。

オペラっぽい歌声は素敵ではありますが、カラオケにはミスマッチです。

音程やリズムが合っていても、カラオケでオペラっぽい歌い方をしてしまうと、ちょっと浮いてしまうでしょう。

ポップスなのにオペラっぽい曲になってしまう

どんな曲を歌ってもオペラっぽい曲になってしまうという方もいるでしょう。

軽快なポップスもバラードも、どんな雰囲気の曲もオペラっぽい雰囲気に聞こえてしまうのです。

その曲の魅力が半減してしまうこともあるでしょう。どんな曲を歌っても同じようになってしまうと聞いている人からも飽きられてしまいますね。

どうしてポップスなのにオペラ風の曲になってしまうのでしょうか。

 

このような問題を抱えている方は意外と多いでしょう。

合唱などをしていた方に多い傾向がありますが、合唱経験者でなくても自然とオペラみたいな歌い方になることもあります。

次の章では、このような問題を解消するための方法を考えていきましょう。

カラオケでオペラみたいな歌い方になる人の4つの特徴

カラオケでオペラみたいな歌い方になる人の4つの特徴

カラオケでオペラみたいな歌い方になるのをどうにかしたい…という方に向けて、ここからはオペラっぽい歌い方にならない方法を考えていきましょう。

そのために、まずはカラオケでオペラみたいな歌い方になる人の特徴を見ていきたいと思います。

その特徴から、オペラ風にならないためにはどうすれば良いか見えてくるでしょう。

どんな曲を歌ってもオペラっぽい曲になる人は「声が大きい」「裏声で歌っている」「一本調子で歌っている」「滑舌が良い」という4つの特徴があります。

1つずつご説明しましょう。

①声が大きい

カラオケでオペラみたいな歌い方になる特徴として「声が大きい」ということが挙げられます。

テノール歌手・秋川雅史さんの「千の風になって」のような歌い方ですね。

のびやかで大きな声で歌う方が多い傾向にあります。

大きな声は魅力的な歌い方ではありますが、切ない曲や悲しい曲などは、小さい声やささやくような声で歌ったほうが魅力的なこともあります。

いつも声が大きいと、オペラ歌手のような雰囲気になってしまうでしょう。

②裏声で歌っている

カラオケでオペラみたいな歌い方をする人に共通することは「裏声で歌っている」ということです。

合唱できれいな声で歌っている雰囲気ですね。

高い音が裏声になる人は多いですが、オペラっぽい歌い方の人は低音も中音も高音も裏声で歌っていることがほとんどです。

ロックやラップなど裏声が合わない曲の時も裏声に近い声で歌ってしまうので、曲の良さが伝わらなくなってしまいます。

③一本調子に聞こえる

カラオケでオペラみたいな歌い方になる特徴として、「一本調子に聞こえる」ということもあります。

お伝えしてきたように、大きい声や裏声で歌う傾向があるのですが、その声がとても安定しています。

安定した発声ができるのは良いことですが、一定過ぎて一本調子に聞こえてしまうこともあるのです。

一本調子の歌はちょっと退屈に聞こえてしまうでしょう。カラオケでは盛り上がらないかもしれませんね。

④滑舌が良すぎる

カラオケでオペラみたいな歌い方になる人は「滑舌が良い」という特徴もあります。

歌詞が聞き取れないような歌い方より滑舌が良いことはとても良いことです。

しかし、オペラっぽく歌う方は、不自然に滑舌が良すぎることが多々あります。

音楽の時間に真面目に歌っている感じですね。かたい雰囲気になってしまうので、カラオケでは魅力的な歌い方とは言えません。

どんなポップスも滑舌良く歌うと不自然に聞こえるでしょう。

 

カラオケでオペラみたいな歌い方になる人の歌い方をよく聞いてみると、このような特徴があることがわかると思います。

これらの特徴は、実はオペラとポップスの違いが大きく関係しています。

その違いを知ることで、「オペラっぽい歌い方」→「ポップスっぽい歌い方」に変えることができるでしょう。

次の章では、オペラとポップスの違いを解説していきたいと思います。

オペラとポップスの歌い方の違いは?

オペラっぽい歌い方になる人は「声が大きい」「裏声で歌っている」「一本調子で歌っている」「滑舌が良い」という特徴があるでしょう。

これはオペラとポップスの違いが出ているとも言えます。

オペラもポップスも同じ「歌」ではありますが、さまざまな違いがあるのです。

その違いを知ることで、オペラみたいな歌い方からポップスに合った歌い方ができるようになるでしょう。

オペラの特徴、ポップスの特徴に分けてお伝えしていきましょう。

オペラの歌い方の特徴とは?

オペラとは歌とオーケストラ伴奏が融合された舞台芸術の一つです。

有名なオペラ歌手として「千の風になって」の秋川雅史さんや、「もののけ姫」の主題歌の米良美一さんなどがいますね。

上の章では、カラオケでオペラっぽくなる歌い方についてお伝えしましたが、ここでは「オペラっぽい」ではなく「オペラ」の特徴を見ていきましょう。

①マイクを使わずに歌う

オペラではマイクを使わずに歌うことが大きな特徴です。

マイクを使わず生声をホールに響かせて歌っています。オペラ歌手の生の声を聞くことができるのがオペラの魅力と言えますね。

そのため、オペラ歌手は声を遠くまで響かせるための発声テクニックが求められるのです。

全身を使い、お腹から声を出す腹式呼吸で大きく太い声を出しています。

カラオケで大きな声で歌っているとオペラっぽくなるのは、このオペラの特徴が関係していると言えますね。

②裏声で歌う

オペラの特徴は、すべて裏声で歌うことです。

オペラ歌手ははマイクを使わずに大きな声で長時間歌い続けるため、喉に負担をかけずに歌う必要があります。

そのために、地声よりも喉に負担が少ない裏声で歌っているのです。

さらに裏声を使う理由はもう1つあります。

オペラでは高音と低音の声質が変化せずになめらかに繋げる必要があります。

地声を裏声を使うと声質が変わりなめらかに繋がりにくいため、すべて裏声を使っているのです。

裏声で歌っているとオペラっぽく聞こえるのは、裏声こそがオペラの特徴だからですね。

③楽譜通りに歌う

オペラの特徴は、楽譜通りに歌うことです。

ポップス歌手は、コンサートで原曲とは違ったアレンジで歌うことがありますが、オペラ歌手は基本的に楽譜通りに歌います。

これは他のクラシック音楽にも共通して言えることですが、楽譜の中で指示されていることを忠実に再現することを目的としているからです。

独自のアレンジや解釈をするよりも、楽譜に沿った歌い方をするのがオペラの特徴の1つと言えます。

カラオケで一本調子で歌うとオペラっぽく聞こえるのは、このようなオペラの特徴が関係しているのでしょう。

④言葉を伝える

オペラの特徴は、しっかり言葉を伝えるように歌うことです。

オペラ歌手はただ歌を歌うのではなく、「お芝居」として歌っています。

オペラ歌手の歌声は、歌うというよりもセリフを言う感覚に近いのです。

そのため、オペラ歌手はメロディを届けるよりも、観客に言葉をしっかり伝えることを重視しています。

お芝居を見ていてセリフが聞き取れないと、内容を理解して楽しむことができないですよね。

だから、オペラでは歌詞がしっかり聞き取れるようなハッキリとした歌い方をしています。

カラオケで滑舌が良すぎる歌い方をするとオペラみたいになるのはこのためですね。

ポップスの特徴とは?

オペラの特徴についてご紹介してきました。

続いて、ポップスの特徴を見ていきたいと思います。

オペラの特徴とは違い「マイクを使って歌う」「地声で歌う」「自由に歌う」「メロディを伝える」という特徴があります。

詳しくご説明しましょう。

①マイクを使って歌う

ポップスでは基本的にマイクを使って歌います。

マイクを通した声を、ライブやCDなどで聞かせるのがポップスの特徴です。

マイクの音量はPA装置で調整できるため、オペラのように大きく太い声を出す必要がありません。

ささやき声、かすれ声など小さく細い声でもしっかり歌声を届けることができます。

これにより、繊細な感情や悲しさ、切なさなどを上手く伝えられるようになるのがポップスの魅力と言えますね。

②地声で歌う

ポップスの特徴は地声で歌うということです。話し言葉のような声でそのまま歌う感じですね。

オペラは喉に負担がかからないようにするために、低音も高音も裏声で歌っています。

ポップスでも、喉に負担がかからない歌い方は良いとされているのですが、喉に負担がかかる歌い方も良いとされているのが特徴です。

高くて鋭い声など負担がかかりやすい声でも、かっこいい声として扱われています。

ポップスでは、裏声よりも地声が魅力的とされることが多いということが特徴と言えますね。

③自由に歌う

ポップスの特徴であり魅力なのが自由に歌うということです。

ポップスでも、オペラのように楽譜通りに歌うことは大切です。しかし、自分なりの自由な歌い方をするのがポップスらしい歌い方と言えます。

プロの歌手も、コンサートでは原曲と違ったアレンジで歌うことが多いですよね。

他の人の楽曲を自分なりにアレンジしてSNSで公開する方も最近は多いです。

ポップスには正解がなく、自由に歌えるところが大きな魅力と言えますね。

④メロディを伝える

ポップスではメロディを伝えることが特徴の1つと言えます。

オペラは観客にセリフを伝えることを重視していますが、ポップスは、オペラに比べると言葉よりもメロディを伝えることに重きを置いている傾向にあります。

悲しい歌詞よりも、悲しいメロディのほうが、より聞く人の心に響くでしょう。

ポップスでは、歌詞を正確に発音するよりも、かっこいいサウンド、美しいメロディを伝えることが大切と言えますね。

 

ここまで、オペラの歌い方の特徴と、ポップスの歌い方の特徴についてお伝えしてきました。

カラオケでオペラみたいな歌い方になる人は、オペラの特徴とポップスの特徴の違いによるものということがおわかりいただけたと思います。

つまり、カラオケでオペラ風にならないためには、オペラの特徴ではなくポップスの特徴を意識した歌い方をすれば良いことになりますね。

オペラ風にならない対策法をご覧ください。

オペラの特徴 ポップスの特徴 オペラ風にならない対策
①マイクを使わずに歌う
②裏声で歌う
③楽譜通りに歌う
④言葉を伝える
①マイクを使って歌う
②地声で歌う
③自由に歌う
④メロディを伝える
①ウィスパーボイスを取り入れる
②地声で歌う
③きれいに歌おうとしない

このような対策を意識することで、カラオケでどんな曲を歌ってもオペラっぽい曲になってしまうという方もポップス風の歌い方になるでしょう。

次の章では、具体的にどんな練習をすれば良いのかご紹介していきますね。

カラオケでオペラみたいにならない練習法!

カラオケでオペラみたいにならないためには、オペラの特徴的な歌い方をおさえて、ポップスの歌い方の特徴を意識すると良いでしょう。

そのために効果的な練習法は「ウィスパーボイスを取り入れる」「地声で歌う」「きれいに歌おうとしない」「抑揚をつけて歌う」の4つです。

1つずつ具体的にお伝えしていきますね。

①ウィスパーボイスを取り入れる

オペラはマイクを使わないので大きな声で歌う必要がありますが、ポップスはマイクを使うので小さい声で歌うことができます。

オペラ風になってしまう人で、大きな声で歌う傾向がある人は、小さな声で歌う練習をしてみましょう。

しかし、オペラ風に大きな声を出してしてしまう人の場合、そのまま小さな声にすると合唱の小さな声のようになってしまいます。

そこでおすすめしたいのが、ウィスパーボイスです。これを取り入れることで、オペラ的な雰囲気が軽減されて、ポップスっぽく歌うことができるでしょう。

「ウィスパーボイスって何?」という方のために、ウィスパーボイスについてご説明したいと思います。

ウィスパーボイスとは、声と息の中間のささやくような声のことです。

切なさ、儚さなどを表現することができるので、ポップスならではの歌い方ができます。

スピッツの草野マサムネさんや、King Gnuの井口理さんなどはウィスパーボイスで歌うことで有名ですね。

また、ウィスパーボイスは海外アーティストのほうがわかりやすいかもしれません。マライア・キャリーさん、ノラ・ジョーンズさんなどは非常にきれいなウィスパーボイスです。

このようなアーティストのウィスパーボイスを聞いて真似らえる方は、ぜひカラオケで歌う時に取り入れてみてださい。

しかし、オペラっぽい歌い方をしている方は大きな声で歌う傾向にあるため、「ウィスパーボイスの出し方がわからない」という方が多いでしょう。

その場合は、以下のような方法で練習すると良いでしょう。

ステップ1:手のひらに息を吹きかける

まず、手のひらに「は~っ」と息を強めに吐いてください。寒い日に手を温めるような感じです。

声でなく完全に息だけで吐くのがポイント。このとき、手のひらにどれくらい息が当たっているか確認してくださいね。

ステップ2:手のひらに声を出す

次に、手のひらに、発声しやすい音程で普通に「はー」と声を出してください。

この時、先ほどの息の「は~っ」に比べて、息が当たる量が少ないことがわかると思います。

ステップ3:ウィスパーボイスの息の量を見つける

ウィスパーボイスにするためには、息の「は~っ」と声の「はー」の中間の息の量にする必要があります。

手のひらに当たる息の量で、その中間を探しましょう。

まず声の「はー」を発声し、徐々に息の「は~っ」に近づけていきます。何度も繰り返しながら、ウィスパーボイスの息の量を見つけてください。

ステップ4:実際に歌ってウィスパーボイスを取り入れる

ウィスパーボイスの感覚が掴めたら、実際に歌って練習してみましょう。

King Gunの「白日」などは、ウィスパーボイスが多用されているので練習に最適です。

原曲を真似ながら歌うと、さらにウィスパーボイスのイメージが掴めるでしょう。

 

ウィスパーボイスは息をもらしながら歌うのがポイントです。

このような方法で息がもれる感覚を掴んだ上で練習すると効果的です。

もちろん1曲すべてウィスパーボイスを使う必要はありません。悲しい歌詞や切ないメロディの部分などに適度に取り入れると良いですね。

オペラのような大きな声のイメージがなくなるので、ぐんとポップス風の歌い方になるでしょう。

②地声で歌う

オペラは喉に負担をかけないために裏声で歌いますが、ポップスは裏声だけでなく地声で歌う特徴があります。

カラオケで裏声ばかりで歌っているなら、地声を取り入れることでオペラっぽさがなくなるでしょう。

地声とは、生まれ持った地の声のこと。基本的に話すときの声と同じです。

裏声でオペラのように裏声で歌う癖がついている場合、地声で歌おうと思っても意外と難しいものです。

そこでおすすめしたい練習法は、友達を呼ぶ「おーい」という声で練習することです。

以下のような流れで練習してみてください。

ステップ1:友達を呼ぶように「おーい」と発声する

友達が遠くに立っている状況をイメージしてください。友達はあなたの存在に気付いていません。

その友達に気付いてもらうために「おーい」と呼んでみてください。友達に振り返ってもらうように、恥ずかしがらずに大声で呼ぶのがポイントです。

この「おーい」が地声の状態です。

ステップ2:「おーーーーーい」と伸ばして発声する

次に「おーーーーーい」と伸ばしていきます。声の雰囲気は「おーい」と呼ぶときと変えないことを意識してくださいね。

ステップ3:音程をつけて発声する

次に「ドレミファソファミレド」と音程をつけて「おーおーおーおーおーおーおーおーおー」と発声してみましょう。

これを繰り返すと、地声で歌う感覚が掴めてきて、太い声で歌う感覚がわかってくると思います。

この時に注意していただきたいのが、喉が開かないようにすることです。

オペラっぽい裏声で歌う癖がついている方は、音程を取ろうとすると、自然と喉を開いて裏声を出してしまうでしょう。

それを阻止するためには、喉を開かないような「喉締め声」を意識してみてください。

喉締め声は喉を傷めるのでおすすめする歌い方ではありませんが、裏声にならないようにするためには効果的です。

地声の感覚を掴むために試してみてくださいね。

ステップ4:キーが低めの曲で練習する

音程をつけても地声で歌える感覚がわかってきたら、歌いやすい曲で練習してみましょう。

キーが高い曲はNGです。高音部分に差し掛かると、楽な裏声で歌おうとしてしまうからです。

女性なら男性の曲が良いですね。男性の場合は福山雅治さんのような低い声のアーティストの曲が良いでしょう。

③きれいに歌おうとしない

オペラ風な歌い方を変える具体的な方法として「ウィスパーボイスを取り入れる」「地声で歌う」をご紹介してきました。

これを実践することで、オペラっぽい歌い方からポップスっぽい歌い方に変えていけるはずです。

最後にご紹介する方法は、少し抽象的な方法になります。

オペラの特徴は「楽譜通りに歌うこと」「言葉を正確に伝えること」です。

一方、ポップスは「自由に歌うこと」「歌詞よりメロディを伝えること」が特徴とお伝えしました。

カラオケでオペラっぽい歌い方をする方の特徴として一本調子に聞こえたり、不自然なほど滑舌がよく聞こえるとご説明しましたが、これはこのようなオペラとポップスの違いからきているのでしょう。

つまりオペラ風な歌い方を変えるためには、敢えてきれいに歌おうとしないことがポイントと言えます。

きれいな声で歌おう、正しい音程通り歌おうとすればするほど、オペラのような、合唱のような声に近くなるでしょう。

きれいな発音をしようとすると、オペラのような滑舌が良すぎる歌い方になってしまいカラオケにはミスマッチになっていまします。

きれいに歌おうとせずに、自由に歌うことを心掛けると、一本調子の歌い方や不自然に滑舌が良くなることが改善されるはずです。

オペラっぽさが抜けてきて、ポップスらしい歌い方ができるでしょう。

しかし、「きれいに歌わない」というのは案外難しいものですよね。

そこでおすすめしたいのが、ひとりカラオケと、カラオケアプリで練習する方法です。

ヒトカラで練習する

オペラっぽいきれいな歌い方をする癖がある方の場合、周り人がいるカラオケボックスだと、なかなか「きれいに歌わない」のは難しいでしょう。

周りの目があると自然ときれいに歌ってしまいますよね。

そこでおすすめしたいのが一人でカラオケ練習をする「ヒトカラ」です。

思い切り自由に歌うためには、ヒトカラが一番でしょう。

一人でカラオケボックスに行くというハードルの高さはありますが、一度行ってみると意外と恥ずかしさがなくなりますよ。

こちらの記事「一人カラオケの意外な効果とは」では一人カラオケの詳しい情報をお伝えしていますので、ぜひご覧ください。

カラオケアプリで練習する

ヒトカラは恥ずかしいという方におすすめなのは、カラオケアプリです。

カラオケボックスで歌うように自宅で練習できるカラオケアプリがたくさんあります。

自宅でカラオケボックスのように練習できるので、自由に歌う練習にはピッタリです。

イヤホンマイクを使うと、音に集中して思い切り歌えるのでおすすめですよ。

こちらの記事「自宅練習できるカラオケアプリを解説」ではおすすめのカラオケアプリをご紹介していますので、ぜひご参考ください。

ただし、この練習の時には、カラオケアプリを利用するときには「採点機能」は使わないことをおすすめします。

採点機能付きのアプリはとても便利なのですが、採点を意識するときれいに歌おうとしてしまい、またオペラっぽい歌い方になる恐れがあります。

採点は気にせずに、あくまでも「きれいに歌わない」「自由に歌う」ことを意識して練習してくださいね。

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今回は、カラオケでオペラみたいな歌い方になる問題について考えてきました。

ポップスを歌ってもオペラっぽい曲になってしまう人には特徴があります。

その特徴は、オペラとポップスの違いを大きく関係していることがおわかりいただけたと思います。

オペラとポップスの違いからオペラ風にならない練習法を考えてきました。

それは「ウィスパーボイスを取り入れる」「地声で歌う」きれいに歌おうとしない」「抑揚をつけて歌う」という練習法です。

このようなポイントをおさえて練習することで、オペラっぽい歌い方から、ポップスっぽい歌い方に変えてきましょう。

どんな曲でもオペラみたいになってしまうとちょっと違和感がありますよね。今回ご紹介したポイントを意識していただくと、違和感なくポップスを歌えるようになるでしょう。