カラオケで音程がずれてしまうととてもかっこ悪いですよね。カラオケで上手に歌うためには音程を合わせることが非常に大事です。
しかし、頻繁にカラオケボックスで練習するのは大変…という方は多いですよね。そんな方に便利なのがカラオケアプリです。
音程バー付きで音程表示してくれるカラオケアプリなら、自宅で音程練習ができるのでとても便利。
しかし、「音程バーに合わせてどうやって練習すればいい?」「音程バー付きのアプリはどれがいい?無料はある?」などの疑問がある方も多いでしょう。
そこで今回の記事では、カラオケアプリの音程バー練習について解説したいと思います。
音程バーを見ながら練習する方法、さらにおすすめのアプリや無料アプリもご紹介しましょう。
音程バー付きのカラオケアプリはとても便利な練習ツールですが、上手く使いこなせない方は多いです。
効果的に練習するコツがわかれば、カラオケ音程改善に役立てることができるでしょう。
カラオケアプリの音程バー練習はどうすればいい?音程バーの合わせ方がわからない
音程バーはカラオケボックスで練習する時に非常に便利なシステムですよね。
音程のずれを視覚的に知ることができるので音程のずれを直しやすくなります。
少し前までは、この音程バーはカラオケに行かないと使うことはできませんでしたが、最近は音程バー機能搭載の便利なアプリがあります。
しかし、どうやって音程バー練習すれば良いかという問題があるでしょう。
以下のような不満や疑問がある方は多いのではないでしょうか。
カラオケアプリで音程バーの合わせ方がわからない
音程バー付きのカラオケアプリは便利なアプリですが、実際にやってみると難しいかもしれませんね。
音程バーに合わせようと思ってもうまくいかない方は多いでしょう。
1、2曲やってみてうまくいかないと「やはりアプリで練習するのは無理かな」と諦めてしまう方もいるでしょう。
せっかく便利なツールでも使いこなせなければ意味がありませんね。
音程表示ができるカラオケアプリは?無料版はある?
また、そもそも音程付きのカラオケアプリはどれがいいの?と迷っている方もいるでしょう。
カラオケアプリはカラオケボックスのような大きなモニターではないので、音程バーが表示しにくいという難点があります。
そのため、音程バーがついていないアプリも多いため、探すのは難しいかもしれません。
音程表示できるアプリ、さらに無料アプリがあれば知りたいですね。
アプリの音程バーでカラオケ練習をしたいと思っても、このような問題がクリアならないと効果的な練習ができないでしょう。
次の章では、このような問題を解消して、アプリでスムーズに音程練習できる方法を考えていきたいと思います。
カラオケアプリで音程バーを見て練習する方法!音程表示で声の出し方がわかりやすくなる
カラオケ音程練習に最適なカラオケアプリですが、音程バーの音程表示を見てもうまく合わせられない方は多いでしょう。
ここからは、アプリで音程バーを見て練習する方法をお伝えしていきます。
音程を合わせることは決して簡単なことではありません。
音程表示があるからと言って、1曲歌っただけでピッタリ合うことは少ないでしょう。
カラオケアプリで効果的な音程練習をするためには、いくつかステップを踏む必要があります。
そうすれば、音程表示で声の出し方がわかりやすくなり、カラオケで音程が合うようになるでしょう。
以下のような流れで練習するとスムーズに進められます。
- ステップ①:音程バーに合わせやすい曲を選ぶ
- ステップ②:歌詞を印刷しておく
- ステップ③:ガイドメロディをよく聞く
- ステップ④:音程バーを見ながら練習する
- ステップ⑤:音程をリアルタイムで調整する
- ステップ⑥:録音機能を使って分析する
- ステップ⑦:採点機能を使う
1つずつ詳しくご説明していきますね。
ステップ①:音程バーに合わせやすい曲を選ぶ
カラオケアプリで音程バー練習をしてみて「難しい」「うまくいかない」と感じる場合は、練習する曲のチョイスが悪いことが考えられます。
アプリでカラオケ練習する時には、好きなアーティストの曲や歌いたい曲を選ぼうとする方が多いと思います。
音程の高低の激しい曲を選んでしまっているかもしれません。
例えばOfficial髭男dismやYOASOBIの曲は、音の上がり下がりが激しいので音程を合わせるのは難しいです。
最終的にはこのような音程の難しい曲を歌いこなしたいという方も、まずは音程の上がれい下がりが少ない曲で練習することをおすすめします。
「小さな恋のうた」(MONGOL800)、「海の声」(桐谷健太)、「恋するフォーチュンクッキー」(AKB48)などの曲は音の音の高低が比較的少ない曲なので歌いやすいです。
ステップ②:歌詞を印刷しておく
カラオケアプリで練習したい曲が決まったら、インターネットで検索して歌詞を印刷しておくことがポイントです。
プリンターがない場合は、紙に歌詞を書いてもOKです。
スマホで歌詞を見るのではなく、とにかく紙に書かれた歌詞を準備しておいてくださいね。
録音した自分の声を聞きながら分析するときに役立ちますよ。
ステップ③:ガイドメロディをよく聞く
音程バーを見て歌う前に、カラオケアプリのガイドメロディを聞きましょう。
音程を合わせるためには、正しい音程をしっかり聞き込むことが大切です。
カラオケでも、メロディがしっかりわかっていない曲は音程が合わせにくいですよね。
「いつもCDで原曲を聞いているから大丈夫」と思うかもしれませんが、カラオケのお手本のなる曲であるガイドメロディは若干違うことが多いです。
カラオケ採点で流れるガイドメロディはDAMやJOYSOUNDが原曲に近くなるように独自にメロディを作ったものになります。
そのため、本気で音程バー練習をするなら、ガイドメロディをしっかり聞き込んでおくことが大事です。
ステップ④:音程バーを見ながら練習する
次に、いよいよ音程バーを見ながら練習していきます。
音程バーを見ながら歌うことで、目で見て音の上がり下がりを確認できるので、音程が取りやすくなるでしょう。
しかし、「合わせようと思ってもうまくいかない」という方も多いですよね。
その場合は、「イヤホンマイクを使う」「ガイドメロディの音量を上げる」「体を使って歌う」「スローテンポの曲で練習する」という方法を試してみてください。音程が合いやすくなるかもしれません。
イヤホンマイクを使う
カラオケアプリは、基本的にマイクやイヤホンがなくてもスマホがあれば利用することができます。
しかし、より音程バーに合わせやすくするためには、イヤホンマイクを利用するのがおすすめです。
イヤホンで直接音を聞くことで音に集中しやすくなるので、音程を合わせやすくなります。
イヤホンマイクのほうが声を拾いやすくなるため、正しく音程採点ができるメリットもありますよ。
イヤホンマイクは100均で、200円か300円で購入することができますので、用意しておくと良いでしょう。
ガイドメロディの音量を上げる
音程バーをピッタリ合わせるためには、ガイドメロディも重要になります。
カラオケボックスで音程練習をする時には、ガイドメロディはオフにするか小さな音量にするでしょう。
ガイドメロディの音が大きすぎるとちょっと恥ずかしいかもしれませんね。
しかし、自宅で一人で練習できるカラオケアプリならガイドメロディを大きくしてOKです。
はじめはガイドメロディの音量を上げてしっかり聞きながらそれに合わせるように音程を取り、音程バーに合わせていきましょう。
音程バーに合うようになってきたら、徐々にガイドメロティの音量を下げていくと良いですね。
ガイドメロディに頼らなくても、メロディが歌えるようにしていきましょう。
体を使って歌う
音程を合わせるためには、頭ではなく体で覚えるのがポイントです。
音程バーは、音程の高さと低さを視覚的に表してくれます。それに合わせて感覚的に音程を合わせていきましょう。
「目で見て音程の高低がわかっても、その音程に声を合わせることができない」人は、手を使ってみましょう。
プロの歌手も手を使って音程の高低を表現していますよね。森山直太朗さんや、平井堅さんの手を動きをイメージしてみてください。
声を上下するのが難しくても、手なら声より自由に上げたり下げたりすることができます。
アプリの音程バーに合わせて手を上下させて、メロディラインを体で表現するのです。
その手の動きに合わせるように、声も上下させることで、さらに音程が合いやすくなるでしょう。
ガイドメロディと一緒に歌って音程が合いやすくなったら、徐々にガイドメロディの音量を下げていきます。
スローテンポの曲で練習する
音程バーに合わせられない、ついていけないという方は、スローテンポの曲で練習すると良いでしょう。
先ほど、音程練習には音程の上がり下がりが少ない曲が良いとお話しましたが、さらにゆっくりテンポの曲なら音程表示に合わせて歌いやすくなります。
また、アプリによってはテンポを調整できる機能が付いていることもありますので、その場合はゆっくりのテンポにして練習すると良いですね。
このようなポイントをおさえていただくと、音程バーに合いやすくなるでしょう。
ある程度音程表示に合わせられるようになったら、次のステップに移りましょう。
ステップ⑤:音程をリアルタイムで調整する
音程バーに合わせて歌えるようになってきたら、さらに細かく調整していきましょう。
音程バーがついているアプリの多くは、同時に自分の歌っている音程がリアルタイムで表示される機能も搭載しています。
正しい音程に対して、自分の音程がどのようにずれているのか視覚的に見ることができるので、その都度自分のずれを調整することができるのです。
音程バーと自分が歌っている音程のずれを見ながら歌い、リアルタイムで音程を調整していきましょう。
音程バーに対して微妙にずれるという方は、下にずれやすいのか、上にずれやすいのか傾向を考えてみましょう。
上にずれやすい人は音程バーのやや下を狙って歌う、下にずれやすい人は音程バーのやや上を狙って歌うと合いやすくなります。
こちらの記事「音程が微妙にずれる人の調整法」では、半音ずれやすい場合の調整法について詳しく解説しておりますので、ぜひご参考ください。
ステップ⑥:録音機能を使って分析する
このような流れでカラオケアプリで練習すれば、徐々に音程が合いやすくなります。
さらに効果を上げるためには、録音機能で練習すると良いでしょう。
歌っている最中は、音程を合わせようと必死になるため、自分の声を聞いているつもりでも、しっかり聞けていないことが多いです。
録音することで、自分の声を冷静に分析することができるメリットがあります。
自分の音程がずれる傾向をより詳しく理解することができるでしょう。
ここで、はじめに用意した歌詞の紙を活用します。
自分の歌声を再生し、音程バーとずれているフレーズがあれば、印刷した歌詞にチェックをつけてください。原曲を聞いてそのフレーズを繰り返し練習しましょう。
再度カラオケアプリで歌い、ずれやすいフレーズの部分にきたら、特に集中して音程バーに合わせるようにしてください。
さらに、音程バーに対して、上にずれやすい、下にずれやすいという傾向もわかってきます。
先ほどお伝えしたように、上にずれやすい人は音程バーのやや下を狙って歌う、下にずれやすい人は音程バーのやや上を狙って歌うようにすると合いやすくなるでしょう。
ステップ⑦採点機能を使う
音程バーを使った練習の最後のステップは採点機能を利用した練習です。
カラオケ採点システムのように、カラオケ採点機能がついているアプリもあります。
客観的に音程の良し悪しを評価してもらえるので、さらに音程のずれを修正しやすくなるでしょう。
総合点だけでなく、音程バーに対する正解率を表示してくれるアプリもありますよ。
点数が低い場合は、録音した声を聞いて、どの部分の音程が悪いのか確認しましょう。
その部分を修正して、また採点するという練習を繰り返していきます。
音程練習は地道な練習が必要です。でも、採点機能があるとモチベーションを上げてくれるので、ぜひ活用してみてください。
実際にカラオケボックスで採点システムを使うときの練習にもなるでしょう。
このような流れで音程バーに合わせる練習することで、音程の合わせ方がわかってくるはずです。
カラオケの音程バーに合わせる感覚、自分の音程をコントロールする感覚が掴めてきます。
カラオケボックスで歌う時にも音が合いやすくなり、カラオケ採点もアップするでしょう。
ただし、この練習は1、2回やっただけで上達するわけではないことは覚えておいてくださいね。
本気でカラオケ上手になりたいなら、毎日少しずつ練習を続けることをおすすめします。続けることで必ず効果が見えてくるはずです。
そこで大事になるのは、どんなアプリを使うかということですよね。
次の章では、音程バー付きのおすすめカラオケアプリをご紹介します。
音程バー付きのおすすめカラオケアプリ!DAM、JOYSOUNDから無料アプリまでご紹介
ここまで、カラオケアプリで音程バー練習をする方法について解説してきました。
1、2曲だけ歌って上手くなることは難しいですが、お伝えしたきたような流れで繰り返し練習することで、上達が見えてきます。
しかし、音程付きカラオケアプリはどれがいい?無料アプリは?といった疑問もあるでしょう。
ここからは当サイトがおすすめするカラオケ音程練習にピッタリの3つのアプリをご紹介したいと思います。
カラオケでお馴染みのDAM、JOYSOUNDの公式アプリ、さらに音程練習に役立つ「Sing Sharp」というアプリです。
詳しくご説明しましょう。
DAMの採点が自宅でできる!{カラオケ@DAM-精密採点ができる本格カラオケアプリ」
(画像出典:App store カラオケ@DAM-精密採点ができる本格カラオケアプリ)
➤App store:カラオケ@DAM-精密採点ができる本格カラオケアプリ
➤Google Play:カラオケ@DAM-精密採点ができる本格カラオケアプリ
カラオケ採点と言えばDAMという人は多いでしょう。カラオケ採点番組でも多く使われていますね。
このアプリは、そんなカラオケDAMの音と映像がそのままアプリになった、カラオケファンに嬉しいアプリです。
約14万曲が歌い放題で料金は3種類。7日間で600円、30日間で1,100円、365日で11,000円となっています。
他のアプリに比べると少し料金が高めではありますが、カラオケボックスに行くことなくDAM採点を使えると考えればリーズナブルと言えます。
カラオケDAMと同じ音程バーが出てくるので、カラオケと同じ感覚で練習できるところが嬉しいポイント。
ガイドボーカル機能がついているので、音程に自信がない曲でもしっかり練習することができます。
録音、撮影ができるレコーディング機能もついているので、自分の弱点を克服することができるでしょう。
分析レポートやチャートが表示され、正しい音程に対して、自分の音程がどれくらい合っていたかがわかる音程正解率も出てきます。
カラオケDAM採点で、より実践的に音程練習がしたい人におすすめのアプリです。
JOYSOUNDのカラオケ練習が自宅でできる!「音程グラフ採点・カラオケJOYSOUND+」
(画像出典:App store:JOYSOUND)
➤Google Play:JOYSOUND+
➤App store:JOYSOUND
日本のカラオケボックスで使えるカラオケ採点はDAMとJOYSOUNDだけです。
こちらのアプリはJOYSOUNDの公式カラオケアプリ。
カラオケボックス同レベルのクオリティの高い音を自宅で楽しむことができます。
1日3曲までなら無料で利用することができますが、月額360円(税込)プランなら、歌い放題、採点し放題となっています。
カラオケJOYSOUNDの音程バーが出てきて、自分の音程をリアルタイムで比較することができるので練習しやすいでしょう。
採点すると同時に録音できる機能がついていて、何度も再生して復習することができます。
音程バーと、音程バーに対して自分のずれている音程もそのまま再生できるので、間違えやすい部分や癖などを見つけやすいでしよう。
音程バーに合わせるトレーニングに最適の無料アプリ!「Sing Sharp」
(画像出典:Google Play Sing Sharp)
➤Google Play:Sing Sharp
こちらは、歌が上手くなるための、「歌う機能」「録音機能」「再生機能」が搭載されているアプリ。
ゲーム感覚で楽しく練習できるところが人気で、全世界のユーザーが楽しくボイストレーニングをしています。
DAM、JOYSOUNDのように曲を歌いながら音程バーを表示できるアプリではなく、音程バーに合わせる基本練習ができるアプリです。
音程バー練習に最適なのが「Warm Up」機能です。スケール練習のための機能で、音程バーを見ながらそれに合わせながら音階練習ができます。
音階練習はくつかのパターンが入っていて、音程を取りやすいものから、音程が取りにくい難しいものまであるので、練習しやすいです。
このアプリを使うと、カラオケの音程バーのように歌に合わせて音程を取るよりも難しいと感じる方が多いでしょう。
そのため、このアプリで音程バー練習をしておけば、カラオケの音程バーが合わせやすいと感じるはずです。
この「Warm Up」機能は完全に無料で利用できますので、試してみて損はないでしょう。
ただし、海外のアプリで英語表記になっているため、使いにくさを感じる方がいるかもしれません。
本気でカラオケが上手くなりたい人必見
カラオケが下手で悩んでいいませんか?実は大勢の人が失敗した経験を持っています。カラオケは趣味に留まらず仕事やコミニュケーションで活躍するスキルの一つですよね。
少しでも上手になるにはミュージックスクールは有効で最短で効果を出す有力は方法。ただ今では多くのスクールが有り何処で学べば良いか迷う事でしょう。
当サイトで厳選したすすめのスクールを紹介していますのでご参照ください[下記記事より]
友人や同僚などとカラオケに行ったとき、歌が上手い人はとても魅力的ですよね。 恋人同士の場合も、歌が上手いとより素敵に見えるもの。逆に歌があまり上手くないと、それだけで魅力が半減してしまうかもしれません。 「歌がうまくなりたい」「[…]
カラオケアプリで音程バーの合わせ方をマスターしよう!採点付き、音程表示のある無料アプリがおすすめ
今回はカラオケで音程バーに合わせる練習をするためのカラオケアプリについて解説してきました。
音程バー付きで音程表示してくれるカラオケアプリを使えば、自宅で音程練習ができるので非常に便利です。
ただし、ただ何となく練習しても上達は見えにくいでしょう。
今回ご紹介した「音程バーに合わせやすい曲を選ぶ」「歌詞を印刷しておく」「ガイドメロディをよく聞く」「音程バーを見ながら練習する」「音程をリアルタイムで調整する」「録音機能を使って分析する」「採点機能を使う」といった流れで練習することで、効果的な練習ができます。
カラオケ採点でおなじみのDAMやJOYSOUNDの公式アプリ、さらに無料で音程バーできるアプリもおすすめです。
音程を合わせる練習は回数を重ねることが重要です。
カラオケアプリなら自宅で好きな時にできるので、無理なく続けることができるでしょう。