「カラオケ練習する場所がない」と困っていませんか?
歌の練習をしたいと思っても、なかなか自宅で大声で歌うことはできません。思い切り歌う練習をしていたら、近所迷惑になってしまうでしょう。
でも、カラオケ上達のためには毎日練習することが大切です。カラオケの練習場所を確保することが重要なのです。
そこで今回は、カラオケの練習場所について考えていきたいと思います。
場所選びのコツ、おすすめの練習場所をご紹介していきます。
カラオケ上達のためには毎日練習することが大切
歌が上手くなるためにカラオケに通っている人、ボイストレーニングに通っている人は多いでしょう。でも、毎日通うことはできません。頻繁に通っている人でも週1回くらいのペースでしょう。
しかし、カラオケが上手くなるためには毎日練習することが大切です。
カラオケに行って「上達してきたかも」と思っても、1、2週間練習しないとまた元に戻ってしまうでしょう。
カラオケ上達のためには練習場所の確保が大切
カラオケ上達のためには毎日練習することが重要ですが、歌の練習はどこでもできるわけではありません。
勉強や運動と違い、歌のトレーニングは練習場所が難しいです。
自宅で練習するのが一番気楽ですが、近所迷惑になる心配があります。周りを気にしながら歌うと、のびのび練習することができないという問題もあります。
だからと言って、頻繁にボイトレ教室に通ったらお金がかかってしまいます。
自分に合った歌の練習場所を確保することが大切なのです。
カラオケ練習場所選びのコツ
カラオケの練習をする場所は、ポイントをおさえて選ぶと良いでしょう。
「お金」「時間」「音響」「周りに聞こえない」「歌いやすいか」を比較しながら選んでみてください。
お金
環境が良い練習場所は、どうしても有料になります。お金をかけずに練習したいなら、無料の練習場所を選びましょう。
時間
時間的な制限があると練習しにくくなります。
忙しい毎日の中でカラオケ練習するなら、いつでも好きなときに練習できる場所であることが望ましいです。
音響、設備
良い音響の中で練習すると、効率良くカラオケ練習することができます。
スマホの音源だけで歌うよりも、音響や設備の整ったスタジオで歌ったほうが上達しやすいでしょう。
周りに聞こえない
自宅で練習するのは気楽ですが、歌声が周りに聞こえるという最大のデメリットがあります。
カラオケ練習のためには、周りに聞こえない場所を選ぶ必要があります。思い切り歌うことができて、周りに迷惑をかける心配もありません。
歌いやすさ
せっかく練習するなら、効率良く、楽しく練習できる場所を選びたいもの。
そのためには歌いやすい場所であるか比較してみましょう。
おすすめのカラオケ練習場所
カラオケの練習場所としておすすめしたいのは以下の6つの場所です。
- カラオケボックス
- 音楽スタジオ
- 公民館の音楽室
- 高架下
- 公園、河原
- 車の中
さきほどご説明したポイント「お金」「時間」「音響、設備」「周りに聞こえない」「歌いやすさ」を比較しながら、メリットとデメリットを見ていきたいと思います。
比較すると以下のようになります。
お金 | 時間 | 音響、設備 | 周りに聞こえない | 歌いやすさ | |
カラオケボックス | 有料、1時間200円~ △ |
予約不要、昼も夜もOK ◎ |
採点機能などが充実 ◎ |
◎ | ◎ |
音楽スタジオ | 有料、1時間500円~ △ |
予約必要、昼も夜もOK △ |
楽器、機材などが充実 ◎ |
◎ | ◎ |
公民館の音楽室 | 有料、地域によって様々 ○ |
予約が必要、昼間のみ △ |
機材を借りられることもある ○ |
◎ | ○ |
高架下 | 無料 ◎ |
昼間のみ※雨の日OK ○ |
電車の音がうるさい △ |
△ | △ |
河原、公園 | 無料 ◎ |
昼間のみ※雨の日NG ○ |
スマホの伴奏を使う ○ |
△ | ○ |
車の中 | 無料 ◎ |
いつでもOK ◎ |
車のオーディオを使う ○ |
◎ | △ |
カラオケボックス
まずはカラオケボックスから見ていきましょう。
カラオケ練習をするなら、カラオケボックスで練習するのが最適です。最近は、練習を目的として一人でカラオケに行く「ヒトカラ」も人気となっています。
メリット
カラオケボックスのメリットは、歌う練習のための設備が充実しているところです。好きな曲を選び、キーやテンポを調整して歌うことができます。
音程バーや採点システムも搭載されているので、効率良く練習することができます。
音響が良く防音となっているので、遠慮なく歌うことができます。歌いやすさは◎でしょう。
予約する必要もなく、昼でも夜でも好きな時間に行くことができます。
デメリット
カラオケボックスの一番のデメリットはお金がかかることです。
平日の昼間なら1時間200円ほどになりますが、週末の夜は1時間900円以上になることもあります。
ドリンクやフードを注文してしまうとさらにお金がかかるでしょう。
楽しく効率良く練習できるカラオケボックスですが、頻繁に利用するのは難しいでしょう。
カラオケボックスの場所選びのコツは?
「時間」「音響、設備」「周りに聞こえない」「歌いやすさ」は◎ですが、お金がかかるというデメリットがあります。
毎日カラオケボックスで練習することはできませんが、週に1回、月に1回などのペースであれば可能でしょう。
カラオケボックスを利用するときには、とにかく低価格の店舗、時間帯を選ぶことがコツです。
二次会などでカラオケに行くときは、フードメニュー、部屋の雰囲気などを重視するでしょう。
でも、練習するためにはフードや部屋の雰囲気は必要ありません。頻繁に通えるように、価格重視で選びましょう。
カラオケボックスの料金はホームページでチェックすることができます。各店舗の料金表を比較してみてください。
スタジオ
カラオケボックスの次におすすめしたいのが、音楽スタジオです。
プロのミュージシャンが利用するものだと思うかもしれませんが、誰でも利用することができます。はじめて利用するときには少し緊張するかもしれませんが、勇気を出して利用してみてください。
メリット
スマホの音源をスピーカーから流すことができたり、マイクや機材を借りられるなど、設備が充実しています。楽器を借りることができる音楽スタジオもあります。もちろん部屋は防音になっているので、周りの人に聞かれる心配をせずに歌うことができます。音響、歌いやすさも◎です。
デメリット
カラオケボックス同様にお金がかかるのがデメリットです。
一人でカラオケ練習する場合は「個人練習」の料金になり、1時間500円~1,000円ほどなります。
さらに、音楽スタジオを利用する場合には予約が必要となります。すぐに予約がいっぱいになる音楽スタジオもあるので、早めの予約がおすすめです。
また、カラオケボックスのように延長することはできないので、あらかじめ利用時間をしっかり考えてから予約しなければなりません。
音楽スタジオの場所選びのコツは?
「音響、設備」「周りに聞こえない」「歌いやすい」は◎ですが、お金がかかるデメリットと、時間的な縛りがあるデメリットがあります。
音楽スタジオは頻繁に利用することは難しいです。でも、たまに利用するならおすすめの練習場所です。プロのミュージシャンのような気分になれるので、ぜひ一度利用してみてください。
音楽スタジオは意外と多いです。インターネットで「(お住まいの)地域 スタジオ」「(お住まいの)地域 音楽スタジオ」などと検索してみてください。
バンド練習向けの音楽スタジオが多いので、個人練習用の料金プランがある音楽スタジオを選びましょう。
いくつかの音楽スタジオの料金を比較した上で、納得できる価格のスタジオを選んでください。
予約はネットか電話ですることができます。練習したい日時を決めてから連絡をしましょう。初めてのときは「初めて利用します」と予め伝えておくとスムーズです。
利用するときに、利用方法を丁寧に教えてもらえるでしょう。
公民館の音楽室
地域の公民館には、有料で借りられる音楽室があります。シニア向けの音楽グループなどが利用していることがほとんどですが、本格的な設備が揃っていることもあるので、賢く利用しているミュージシャンも多いです。
マイクなどの機材を借りられる場合もあります。
有料ではありますが、カラオケボックスや音楽スタジオに比べると安いでしょう。
メリット
防音、音響など、カラオケ練習に最適な設備が揃っています。ただし、全ての公民館の音楽室が同じレベルではありません。歌いにくい音楽室もあることを覚えておいてください。
料金は、カラオケは音楽スタジオに比べればリーズブルになっています。これはメリットと言えるでしょう。
デメリット
地域によって設備の充実さにバラつきがあります。料金もさまざま。大人数用の音楽室の場合は料金が高すぎて、個人練習向けではないこともあります。
また、予約する必要があるのですが、予約がいっぱいで希望する日時に利用できないことも多いです。
公民館の音楽室の場所選びのコツは?
公民館の音楽室は地域によって料金も設備も異なります。
本格的な設備でありながら、すごく料金が安いこともあります。
まずは、あなたの地域の公民館の音楽室を調べてみてください。
インターネットで「(お住まいの)区 公民館 音楽室」「(お住まいの)市民会館 音楽室」などと検索すると、音楽室の情報を見つけることができます。
ホームページで、料金が安く、設備が充実、個人でも利用しやすそうな音楽室であれば、電話で直接問い合わせをしてみましょう。空き状況を教えてもらい、希望する日時に予約してください。
高架下
ここからは無料で利用できる練習場所をご紹介していきます。
まずは高架下。橋の下のことです。
高架下で楽器や歌の練習をしている人は意外といます。スマホに入っている音源を流しながら歌って練習することができます。
以下のようなメリットとデメリットがあります。
メリット
一番のメリットはお金がかからないことでしょう。
さらに、橋の下なので雨の日でも練習することができます。電車の通る大きな音がするので、周りの人に歌声を聞かれる心配が少ないこともメリットでしょう。
デメリット
電車の音はメリットでもありますが、デメリットでもあります。電車の音がうるさいと、伴奏や自分の歌声が聞こえにくくなるので、十分なカラオケ練習ができないかもしれません。
声が響きやすいので、住宅が周りにある場合は迷惑にならないように気を付けなければいけません。また、夜の練習には向いていません。
高架下の練習場所の選び方のコツは?
お金がかからず、人に聞かれにくいメリットはありますが「時間」「音響」「歌いやすい」という点では最適な場所とは言えません。
でも、たまに昼間にカラオケ練習する場所としてはおすすめです。
電車の音が気になるかもしれませんが、思い切り大声でカラオケ練習したいときには最適でしょう。
選ぶときは、響きすぎない場所、周りに住宅がない場所を選ぶことがポイントです。
周りに住宅があり、声を響かせて歌っていると、不審者に思われてしまうかもしれません。
また、夜は人気がなくなってしまうので、練習しないようにしましょう。
河原、公園
河原や公園は、明るく開けた空間なので、気持ち良く練習することができます。
河原や公園までジョギングをしてから、カラオケ練習すれば、健康や美容のためにもなるでしょう。
近所にちょうど良い河原や公園があれば、ぜひカラオケ練習をしてみてください。
メリット
高架下と同じように、お金がかからないことがメリットです。
スマホの中に音源があれば、どんな場所でも練習できる気軽さがあります。
デメリット
雨の日に練習することはできません。また、周りに人が多い河原や公園の場合には、周りの人に聞かれる心配があります。
河原や公園の練習場所を選ぶコツは?
お金がかからず、気持ち良く練習できる河原や公園ですが、周りの人に聞かれる危険が高いです。知り合いにばったり会う…なんてこともあるかもしれません。
練習場所を選ぶときには、河原や公園の全体が見渡せる場所を選ぶのがコツです。周りの人の動きを見ることができるので、人が少ないときを見計らって練習できるからです。
車の中
最後にご紹介する練習場所は車の中です。
車の運転中に歌うと、カラオケより上手く歌える人は多いでしょう。
車はカラオケ練習にピッタリの場所なのです。
運転中に歌う人は多いですが、あえて車を止めて練習するのがおすすめです。
メリット
車の中で歌っていても、周りに聞こえることはほとんどありません。もし、聞かれたとしてもそれほど不審には思われません。車の中で熱唱している人はたくさんいます。
また、外出するわけではないので、部屋着のままサッと出掛けられる気軽さもあります。昼でも夜でも、時間を気にせず練習することができます。
ガソリン代が少しかかりますが、基本的には無料でできる練習場所です。
エンジンをかけていれば、車のオーディオで歌うこともできます。
デメリット
メリットの多い車の中での練習ですが、一つデメリットがあります。
立って歌えないことです。座って歌うことになるので、正しい姿勢で発声練習ができません。
車の中の練習場所を選ぶコツは?
基本的に、車の中の練習は場所も時間を選びません。
「お金」「時間」「周りに聞こえない」は◎です。カラオケやスタジオの音響に比べると劣りますが、カーオーディオで練習することができます。座ったままなので多少歌いにくさはありますが、おすすめできる練習場所です。
一番気軽にできるのが自宅の駐車場ですが、近所の人に見られたら恥ずかしい…と思うかもしれません。
人通りの少ない公園や河原などに車を止めて練習するのも良いでしょう。
このように、カラオケボックス以外でも歌の練習を場所があります。
それぞれメリット、デメリットがあります。「週に1回は音楽スタジオで練習」「晴れている日は公園で練習」「時間がない日は車の中で練習」などと、状況に応じた練習場所をチョイスしてみてください。
本気でカラオケが上手くなりたい人必見
カラオケが下手で悩んでいいませんか?実は大勢の人が失敗した経験を持っています。カラオケは趣味に留まらず仕事やコミニュケーションで活躍するスキルの一つですよね。
少しでも上手になるにはミュージックスクールは有効で最短で効果を出す有力は方法。ただ今では多くのスクールが有り何処で学べば良いか迷う事でしょう。
当サイトで厳選したすすめのスクールを紹介していますのでご参照ください[下記記事より]
友人や同僚などとカラオケに行ったとき、歌が上手い人はとても魅力的ですよね。 恋人同士の場合も、歌が上手いとより素敵に見えるもの。逆に歌があまり上手くないと、それだけで魅力が半減してしまうかもしれません。 「歌がうまくなりたい」「[…]
まとめ
今回は、カラオケの練習場所についてご紹介してきました。
カラオケが上手くなりたいなら、毎日練習することが大切。練習する場所を見つけて、できるだけたくさん歌う練習をしましょう。
カラオケ練習ができる場所は、カラオケボックスだけではありません。
音楽スタジオ、音楽室、高架下、河原、公園、車の中など様々な場所で練習可能です。カラオケ上達のためには、積み重ねが大切です。
あなたに合った練習場所を選んで、ぜひたくさんカラオケ練習をしてみてください。