カラオケ練習、頑張っていますか?
カラオケでかっこよく歌えるために、色々なトレーニングをしているでしょう。
でも、頑張って歌う練習をしていても「なかなか通った声が出せない」「高音が出しにくい」「歌詞がきれいに発音できない」などと思っていませんか?
それは、舌に問題があるのかもしれません。
上手く歌うためには、舌をコントロールすることがとても重要です。
舌の位置が悪いと、きれいな発声を妨げてしまうからです。
舌の筋力が弱いと舌をコントロールすることができません。そこで必要になるのが舌のトレーニングです。
今回は、舌のトレーニング方法についてご説明したいと思います。
舌トレのコツがわかれば、もっとカラオケ上手になれるでしょう。
カラオケ上達のためには舌トレーニングが重要
カラオケ上達のためには、舌のトレーニングをすることが重要です。
舌の筋肉を鍛えて、舌の筋力をアップさせることが目的です。
「舌の筋力なんて考えてことがない」という人も多いでしょう。
実は舌はほとんどが筋肉でてきています。だから、鍛えないと衰えてしまうのです。
英語に比べて、日本語は子音をあまり使わないため、日本人は舌の筋力が弱い傾向にあると言われています。
また、話す機会が少ない仕事をしていたり、柔らかい食事ばかりしていると、舌の筋肉が弱くなるケースもあります。
舌の筋力をチェックする簡単な方法があります。
口を閉じたとき、舌はどこの位置にありますか?
舌の筋力がある人は、舌は上顎にしっかりついた状態です。
舌の筋力がない人は、舌は上下の歯の裏についているか、どこにも触れない状態になっています。
簡単にできるのでぜひチェックしてみてください。
もし筋力がないことが判明したら、今回の筋トレをぜひ実践してみてください。
筋力がある人でも、もっと筋力アップさせるように頑張ってみてください。
舌の筋肉が弱いと、カラオケで「滑舌が悪くなる」「声が通らない」という問題が生じます。
舌の筋力が強いと、「滑舌が良くなる」「声が通るようになる」のです。
だから、舌のトレーニングが重要なのです。
滑舌が良くなるから
アナウンサーのように滑舌が良いと、聞き取りやすく、魅力的な声に聞こえます。
カラオケでも同様に、滑舌が良いと歌詞の一語、一語をはっきり伝えることができます。
発音がクリアになるので、聞き手に良い印象を与えることができるのです。
ところが、舌の筋力が弱いと滑舌が悪くなってしまいます。
はっきり発音するためには、舌がしっかり動けていなければなりません。舌の筋力が弱く、しっかり舌を動かせないと滑舌が悪い状態になってしまうのです。
歌詞が聞き取りにくくなり、聞き苦しい発音になってしまうでしょう。どんなに音程やリズムが合っていても、滑舌が悪いと台無しになってしまいます。
カラオケで滑舌が良い歌い方をするためには、舌の筋力を鍛える舌トレーニングが大切なのです。
声が響くようになるから
きれいな発声をするためには、喉の奥を開いて空間を確保する必要があります。
音を響かせるためには空間が必要になるからです。ギターなどの楽器にも必ず空洞があります。
喉の奥に空間があると、声を響かせることができるのです。
無理なく発声できるようになり、高音も出しやすくなります。長時間歌っても疲れにくくなるでしょう。
ところが、舌が邪魔な位置にあると、喉の奥の空間を塞いでしまうのです。
声を響かせる空間が確保できなくなるので、こもった声になってしまいます。さらに高音が出にくくなり、裏返ったり、かすれ声になることもあります。また長時間歌い続けていると疲れてしまいます。
だから、声を響かせるために、舌を声の通りを邪魔しない位置に置くことが大切なのです。
その位置とは、舌を下げておくことです。
舌先が下前歯の裏に触れているポジションがベストです。舌に飴玉をのせているようなイメージになります。鏡で見ると、舌の真ん中が凹んでいる状態です。
舌が左右にあったり、上を向いているポジションだと、声の通りを邪魔してしまうので良くありません。
でも、舌の筋力が弱いと、舌をコントロールすることができないので、正しいポジションに置いておくことができません。
だから、舌トレーニングをして筋力を鍛えることが重要なのです。
筋力がアップすれば、舌を下のポジションに定着させることができるので、カラオケで上手く歌えるようになるでしょう。
舌のトレーニング方法
舌の筋肉を鍛えれば「滑舌が良くなる」「声が響くようになる」のです。
この2つは、カラオケで上手く歌うために欠かせない要素になります。
だから、舌のトレーニングはカラオケ上達のために必須なのです。
それでは実際にどのような方法で舌を鍛えることできるのでしょうか。
「舌を鍛えるなんて難しそう」と思うかもしれませんが、舌のトレーニング方法はそれほど難しくありません。
舌トレーニングの4ステップをご紹介したいと思います。
- 口を開けた練習
- 口を閉じた練習
- スケール練習
- タングトリル練習
詳しいトレーニング方法を見ていきましょう。
口を開けた練習
ステップ1はとても簡単な方法なので、テレビを見ながらやってもでもOKです。
1日20セットを目安にやってみてください。
舌を前に出す
舌をまっすぐ前に出します。「あっかんべー」のように下ではなく、前に出しましょう。
舌の先をとがらせて力を入れるのがポイントです。
舌は唇に触れないようにしてください。触れると、唇で舌を支えてしまうからです。
苦しくても舌が唇に触れないようにすることで、筋力が鍛えられます。
前に出した状態で5秒キープしましょう。
舌を左右に動かす
舌を右、左に動かします。大きく動かすのがポイントです。
舌を回す
舌をぐるぐる回します。できるだけ大きく回すのがポイントです。舌に力を入れながらゆっくり動かしてください。
右回り、左回り、と順番で行いましょう。
口を閉じた練習
ステップ2は口を閉じた練習です。
こちらも簡単な方法なので、テレビを見ながら、何か作業をしながらでもOKです。
1日20セットを目安に行いましょう。
口を閉じる
口を閉じてリラックスします。
舌の先で奥歯に触れる
舌の先で左右上下の奥歯を触ります。
舌で上顎をなぞる
舌の先を上の前歯の付け根に置きます。
そこから、上顎をなぞりながら奥まで移動させます
舌で口の中を一周する
舌の先で口の中をぐるーっと一周回します。内側からほっぺたをぎゅーっと押すように力を入れて行います。
スケール練習
ステップ3は、実際に歌いながら舌トレーニングする方法です。
舌を出す
「あっかんべー」のように舌を垂らします。
舌の力を抜いてください。
低い音程でスケール練習する
舌を垂らしたまま「あ~」と発声し、「ドレドレドレド」「ドレミファソファミレド」などスケール練習していきます。
はじめは出しやすい低音から練習しましょう。
高い音程でスケール練習する
次にキーを上げてスケール練習します。
舌を垂らしたまま「あ~」と発声し、低音を同じようにスケール練習していきます。
高い音になると苦しくなるため、舌の位置が変わりやすくなります。
音程が変わっても舌の位置、舌のリラックス状態が変わらないように意識しましょう。
タングトリル練習
最後の舌トレはタングトリルです。
タングトリルとは、巻き舌の練習です。
舌の筋力を鍛えるために、非常に効果的な練習法です。
舌のストレッチにもなるので、カラオケで歌う前にすると準備運動になります。
上の前歯の裏に舌を置く
舌の先を、上の前歯の付け根より少し後ろ置いて準備します。
「る」の発音の位置と同じくらいのポジションです。
口の周りも舌もリラックスさせておくのがポイントです。
「る」と発声する
「るるるるるる」と発声します。
電話の音を真似するようなイメージです。
舌の振動を確認する
舌が小刻みに振動するのを確認してください。
タングトリルは舌のトレーニングにおすすめなのですが、すぐにできる人、できない人がいます。
でも、できなくても舌のトレーニングにはなります。
「るるるるるる」と巻き舌にならなくても「るるっ」「るるっ」のように少しだけ巻き舌になっても、筋トレになります。
また、息の量を変えてみたり、舌の先を置く場所を変えながら練習していると、徐々に長くタンドリングできるようになります。ぜひ挑戦してみてください。
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まとめ
今回は、カラオケ練習のための舌トレーニングをご紹介してきました。
舌の筋力が弱いと、カラオケで上手く歌うことができません。
滑舌が悪くなってしまい、声が通らないからです。
舌の筋力が強くなると、滑舌が良くなりきれいな発音ができるようになります。
また、舌を下の位置に置けるようになるので、喉を開いて歌えるようになります。喉が開いた状態だと「声が響く」「高音が出しやすくなる」「疲れにくくなる」ため、カラオケのスキルアップができるのです。
今回ご紹介した舌トレーニング方法は、簡単なものばかりです。
でも、積み重ねて練習することで、徐々に舌の筋力をアップできるでしょう。
カラオケで「あれ?いつの間にか歌いやすくなっている!」となるはずです。ぜひ試してみてください。