カラオケで高得点を出すために必要なのは「音程」の高い点数です。細かいテクニックなどの点数が高くても、音程の点数が低いとなかなか総合得点を上げることができません。
でも、カラオケで音程を合わせるのが苦手…、どうしてもピッタリの音程が出せないという方も多いでしょう。
今回は、音程差を付けて点数を狙うコツ、練習方法などをご紹介したいと思います。これをマスターすることができれば、ぐんとカラオケ点数を上げることができるはずです。
「音程」の点数を上げることでカラオケ高得点が狙える!
DAMのカラオケ採点システムでは、音程で90点以上取ることで総合点数を90点以上にすることができるとされています。
JOYSOUNDのカラオケ採点システムでは100点中40点が音程の点数となっています。
どちらのカラオケ採点システムも、音程の点数が、総合得点の中で大きなウエイトを占めているのです。
だから、カラオケ採点が高い人は音程の点数が高いのです。カラオケの点数が低い人の問題は、音程にある場合が多いと言えるでしょう。
音程の採点を上げることで今まで以上の高得点を狙っていきましょう。
音程の点数を上げるためにはコツを知ることが必要
音程を合わせるということは、正しい音程に対しての音の高低をピッタリ合わせることです。
音程のカラオケ採点は、表示されている音程バーに対してどれだけ音の高低が合っているかということが基準となります。この基準は厳しく判断されており、-1/8半音~+1/8くらいの音程にならなければピッタリとはなりません。
これはとてもハードルが高い技術のように思われますが、いくつかのコツを知り練習することができれば高得点を出すことが期待できます。
逆にコツがわからずに練習していても、なかなか音程点数を上げるのは難しいでしょう。
音程の点数を上げるための6つの練習方法について
それでは実際に、音程の点数を上げるための6つの練習方法についてご説明していきたいと思います。
- 「原曲を聴きこむ」
- 「DAM精密採点で練習する」
- 「自分の声を録音して練習する」
- 「高めに歌う練習をする」
- 「ピアノを使って音程を合わせる練習をする」
- 「リズムを合わせる練習をする」
コツをおさえてこの6つの練習することで、音程採点がぐんと高いものになるはずです。
詳しくご説明していきましょう。
原曲を聞きこむ
まずは、原曲をしっかり聞きこみ、歌詞を見なくても歌える状態にしておく必要があります。メロディがわかっていないと正しく音程を合わせることはできません。
またカラオケ採点をする際には、音程バーをじっと見ながら歌う必要があるため歌詞を見ている余裕はありません。
音程を合わせる練習だけに集中できるように歌詞をメロディはしっかり覚えておきましょう。
DAMの「精密採点」で練習する
CDの音を聴いて覚えるだけでは、カラオケの音程採点を上げることはできません。
その理由は、カラオケの音程基準は原曲と異なっているからです。
カラオケの採点システムには音程の基準となるガイドメロディーがあります。ガイドメロディーはできるだけ原曲に忠実に音程を設定して作られているのですが、多少違うところがあるのです。
音程の点数を上げるためには、実際にカラオケで練習を重ねましょう。
おすすめはDAMの「精密採点」です。
ガイドメロディーの音量を上げる
ガイドメロディーは、歌声の邪魔にならないように小さい音量に設定されています。しかし、一人で音程練習をする時には、ガイドメロディーの音量を最大にしておくのがコツです。こうすることで練習がしやすくなります。
音程バーを見ながら練習する
カラオケ採点では音程バーが表示され、これに音程を合わせるように歌っていくことになります。
音程バーよりも上の音程で歌ってしまうと、上にバーがきて、下の音程で歌ってしまうと下にバーがくるようになります。音程バーと自分の音程の高低差をなくすように練習していきましょう。
正解率を見ながら練習する
1つのフレーズが歌い終わると、音程バーに対する正確率がキラキラした星となって表示されます。この星の色によって正確率がわかるシステムになっています。
90%以上は「虹色」、80%~90%は「金色」、70%~80%は「赤色」、60%~70%は「青色」、60%未満は「星なし」となります。
この星の色もチェックしながら練習するようにしましょう。
音程以外の採点は考えない
音程の点数を上げる練習をする時には、こぶしやビブラート等の採点は考えないようにしましょう。
音程以外の点数を上げようとしてしまうと、音程の練習が疎かになってしまいます。
あくまでも音程の点数だけに集中して練習すると得点を上げていくことができるはずです。
自分の声を録音して練習する
音程に合わせて歌っているはずなのに、どうしても音程の点数が上がらない時には、自分の声を録音して聴いてみると良いでしょう。
ボイスレコーダーやアプリ等どんなものでも良いので、自分の声を録音してみます。これを聴いてみると、音程がズレているところを客観的に判断することができます。
歌っている時には合っていると思っていたフレーズも、録音した声を聴いてみると半音下がっている等の間違いに気が付くことができるのです。
この音程の高低差を見つけることで、徐々にその差をなくすような練習をしていきましょう。
高めに歌う練習をする
音程が合わない人の多くは、音程バーに対して音が低くなりがちだとされています。
音程バーよりも下にバーがくることが多い方は、音程バーよりも若干高い音程を出すイメージで歌うと良いでしょう。
鼻歌で歌ってみる
音程が低くならないようにするコツとしておすすめなのが、鼻歌です。
カラオケで歌うと音程がハズれてしまうのに、鼻歌だと音程が合うということはありませんか?
これには理由があります。カラオケで歌う時には母音を発音するため喉が締まってしまい音程が合いにくくなるのです。
だから母音ではない鼻歌のほうが、音程が合いやすいのです。
まず、鼻歌で正しい音程になる練習をします。その次に徐々に口を開きながら歌ってみます。この時、喉から声を出すのではなく鼻から声を出す意識をすることがコツです。
この練習を繰り返すことで自然と高音が出やすくなるでしょう。
口を横に広げて声を出す練習をする
高音を出しやすくするコツとして、口を横に広げて声を出すという方法があります。
微笑むような口のイメージです。しっかり口角を上げます。
口を閉じていると声が低くなりがちになってしまうので、口を広げて高めの音を出す意識を持って練習しましょう。
ピアノを使って音程を合わせる練習をする
音程バーに合わせようと思ってもなかなかピッタリの音程が出せない場合には、ピアノを使って丁寧に音程を合わせる練習をしてみましょう。
カラオケで歌いながら音程を合わせようとすると焦ってしまいますが、ピアノなら1音1音しっかり合わせていくことができます。
ピアノがなくても、ピアノアプリを活用すれば誰でも気軽に練習することができるのでおすすめです。
リズムを合わせる練習をする
リズム感がない方は、音程がズレやすくなります。
DAMの精密採点では、音程とリズムが別の項目となっていますが、音程の点数を上げるためには、リズムを合わせることも重要になります。
どんなに正しい音程で歌えていても、リズムが合っていなければ、音程がズレていってしまうからです。正しい音に対してピッタリのタイミングで声を合わせていかなければなりません。
音程がなかなか合わない場合には、リズムを合わせる練習をしてみましょう。リズムがピッタリ合うことで、音程もピッタリ合うようになるはずです。
ここまで、音程の点数を上げるための6つの練習方法についてご説明してきました。このようなポイントをおさえて練習することで、きっと音程採点がアップしてくるでしょう。
音程の点数を上げるための選曲について
音程点数を上げるための練習と合わせて考えたいのが、選曲です。
音程で高得点を取るためにはどのような曲を選べば良いのでしょうか。
高低差の少ない曲を選ぶ
急に音が上がったり下がったりする曲は、カラオケ上手な人でも苦戦するものです。なかなか高得点を取るのは難しいでしょう。
音程で高得点を取るコツは、高低差の少ない曲を選ぶことです。
スピッツの「チェリー」、奥田民生の「イージュー★ライダー」などは高低差が非常に少ない曲なのでおすすめ。丁寧に音程を合わせていけば高得点が狙えるでしょう。
自分に合った音域の曲を選ぶ
自分に合った音域の曲でないと音程を合わせるのは難しいです。無理に高い音を出そうとすると、半音下がってしまうことになるでしょう。逆に低音がでないと半音上がってしまいます。キーが合わない曲の場合には、音程が不安定になり正確率を上げることが難しくなります。
このような曲で練習すると、成果が出にくくモチベーションが下がってしまうのでおすすめしません。
実際に歌ってみて、無理に声を出さなくてはいけない曲はNGです。無理なく伸びやかに歌える曲を選んで練習することで、どんどん音程点数を上げていきましょう。
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友人や同僚などとカラオケに行ったとき、歌が上手い人はとても魅力的ですよね。 恋人同士の場合も、歌が上手いとより素敵に見えるもの。逆に歌があまり上手くないと、それだけで魅力が半減してしまうかもしれません。 「歌がうまくなりたい」「[…]
まとめ
今回はカラオケ採点の「音程」についてご説明してきました。
カラオケ採点を上げるためには音程の点数を上げることが必要になります。音程を合わせるのは難しいと苦手意識がある方も多いと思いますが、コツをおさえて練習すれば高得点を狙うことが十分可能です。今回ご紹介した6つの練習方法を実行してみるうちに、きっと高得点を取るテクニックがわかってくるはずです。ぜひ試してみてください。