カラオケ上手な人は、ただ音程やリズムが合っているだけでなく、さまざまなテクニックを取り入れながら歌っています。
カラオケ採点でも、こぶしやしゃくりなどのテクニック加点がありますよね。
カラオケ技術を磨くことができれば、ワンランク上のカラオケ上手になれるでしょう。
しかし、カラオケ技術はいろいろありすぎてわかりにくいですよね。
漠然とカラオケ技術を磨きたいと思ってもうまくいきません。
そこで今回は、カラオケ技術の全貌をまとめて解説したいと思います。
抑揚、こぶし、しゃくり、フォール、ロングトーン、ビブラート、裏声、ボイスチェンジ、ものまね、と多彩なカラオケ技術をご紹介していきましょう。
それぞれの技術の難易度、効果、やり方もご説明していきますね。
カラオケ技術について理解すると、カラオケでさまざまな歌い方を楽しむことができるでしょう。
カラオケ技術にはどんなものがある?さまざまテクニックがあってわかりにくい
カラオケ上手になるためには、いくつかの技術をマスターすることが大切です。
ただ音程やリズムを正しく歌うだけでは、魅力的な歌にはなりません。
さまざまなテクニックを取り入れることで、周りの人を魅了する歌になるでしょう。
ところが、カラオケ技術にはさまざまな種類があるのでわかりにくいですよね。
それぞれのテクニックにはどんな効果があるのでしょうか。
さらに、どんな練習をすれば、それぞれのテクニックをマスターすることができるのでしょうか。
どんな効果があるの?
カラオケ技術には、抑揚、しゃくりなどさまざまなテクニックがあります。
しかし、何となく聞いたことがある技術でも、具体的な効果がわからない方は多いでしょう。
カラオケで各テクニックを使う時には、的確に取り入れることが大事です。
例えば、ポップスの中に、演歌のような「こぶし」を入れたら違和感があるでしょう。
それぞれのカラオケ技術にはどのような効果があるのか理解した上で使いこなすことが大事ですね。
どんな練習が必要?
さらに、カラオケ技術を取り入れるためには、そのテクニックをマスターするための練習が必要となります。
カラオケで適当にこぶしやしゃくりを入れても、うまくいかずに恥ずかしい思いをするかもしれません。
また、カラオケ技術は、時間をかけて練習する必要がある難しいものから、ちょっとコツがわかればすぐに使える易しいものもあります。
どんな練習をすればマスターできるのか知りたいですね。
カラオケでさまざまな技術を取り入れたいと思っても、このような疑問があると使いこなすことができません。
次の章からは、このような疑問をクリアにしてカラオケテクニックをマスターするために、各種カラオケ技術の効果、やり方などをご説明したいと思います。
カラオケ技術を大公開!9つのテクニックについて解説!
カラオケを上手く歌うためには、さまざまなテクニックを駆使する必要があります。
ただ漠然と「上手く歌おう!」と思っても難しいですよね。
それぞれの技術をマスターして、そのテクニックを的確に使っていくことができれば、カラオケの腕をぐんと上げることができるでしょう。
さっそく、どんなカラオケテクニックがあるのか見てみましょう。
技術 | 内容 | 効果 | 難易度 |
①抑揚 | 声量もしくは声質で強弱をつけるテクニック | 曲にメリハリをつけられる | ★★ |
②こぶし | 瞬間的に音程を上下にずらすテクニック | 感情を込められる | ★★★ |
③しゃくり | 下の音程から入り、本来の音程に上げるテクニック | ムードのある歌い方ができる | ★ |
④フォール | 本来の音から音程を敢えて落とすテクニック | 繊細な感情表現ができる | ★ |
⑤ロングトーン | 一つの音を長く伸ばすテクニック | 盛り上げたり、余韻を残せる | ★★ |
⑥ビブラート | 声を揺らすテクニック | インパクトを与えることができる | ★★ |
⑦裏声 | 地声が裏返った声である裏声で歌うテクニック | いろいろな感情表現ができる | ★★ |
⑧ボイスチェンジ | 地声と裏声の境目で上手く声質を変えるテクニック | かっこよく高音を出せるようになる | ★★★ |
⑨ものまね | 歌手の真似をして歌うテクニック | 歌唱力に自信がなくても上手く歌える | ★★ |
これだけたくさんの技術があります。
「こんなにたくさん習得するのは大変そう…」と思うかもしれませんが、1つずつ見ていくと、意外とスムーズにマスターできるものもあるので挑戦してみてくださいね。
1つテクニックを習得するたびに、ワンランク上の歌い方が披露できるようになるので、カラオケがどんどん楽しくなりますよ。
それぞれの技術についてご説明していきたいと思います。
カラオケ技術①抑揚
抑揚とは、声量もしくは声質で強弱をつけるテクニックのことです。
声量で強弱をつける場合は大声と小声を交互に使います。
声質で強弱をつける場合は、息もれのあるウィスパーボイスと芯のあるヘッドボイスを交互に取り入れるなど、違った声質で強弱をつけるので、少し難易度が高いです。
また、抑揚は曲全体でつける場合と、フレーズごとにつける場合があります。
AメロとBメロは弱く、サビは強くするなど、曲全体で抑揚をつけることもできますし、1フレーズの中で細かく抑揚をつけることもできます。
抑揚の効果
このような抑揚をつけることで、静かな部分と盛り上がる部分が生まれるので、曲にメリハリが出ます。
どんなに正確に上手く歌っていても一本調子の歌は、魅力的ではないでしょう。
飽きられてしまうかもしれませんね。
抑揚を取り入れて歌うことで、聞いている人を引きつけることができます。飽きられることなく、集中して聞いてもらえるでしょう。
また、抑揚はカラオケ採点で配点が大きい要素なので、カラオケ高得点に繋がるという効果もあります。
抑揚のやり方
抑揚のつけ方は3つあります。
1つ目は、マイクと口の距離を近づけたり遠ざけたりすることで音の強弱を出す方法。声で抑揚をつける必要がないので簡単ですね。
2つ目は、腹式呼吸で声量をコントロールしながら、声量の強弱をつける方法です。これは腹式呼吸が必須なのでちょっと難しいかもしれません。
3つ目は、声質で強弱をつける方法。ウィスパーボイスとヘッドボイスなど、声の質を変化せることで抑揚をつける方法です。
話す時は、怒っている声と悲しい声など、感情によって声質は変わりますよね。歌う場合にも、そのような声質の変化を意識してみましょう。
このような抑揚をマスターできれば、歌にぐんとメリハリが出て、より魅力的な歌い方ができるでしょう。
抑揚のつけ方、効果的な出し方のコツはこちらの記事「カラオケで抑揚をつける方法」で詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。
カラオケ技術②こぶし
こぶしとは、瞬間的に音程を上下にずらすテクニックです。
演歌で使われることが多い技ですが、ポップスでもよく使われていますよ。
一青窈さんの「ハナミズキ」では、こぶしが多様されています。
こぶしは、フレーズの途中や終わりなど、あらゆる部分に使うことが可能。
「ドレド」と上にずらすこぶしや、「ドシド」と下にずらすこぶし、さらに「ドレシド」など複数の音でずらすこぶしなど、様々な形のこぶしがあります。
しかも音を揺らすように瞬時に行わなければいけないので、比較的難易度が高いテクニックです。
さらに、こぶしを出すためには、安定した声を出しておく必要もあります。
こぶしの効果
こぶしを出すことで、表情豊かな歌い方になります。
こぶしは、「ここぞ」というところで入れるので、その部分に感情をこめられるという効果があります。
特にソウルフルな曲にこぶしを入れると、より一層気持ちのこもった歌になるでしょう。
こぶしのやり方
こぶしを出すときは、母音を揺らすのがポイントです。
例えば「あいしてる~」の「る~」にこぶしを出す場合、「る~う~う~う~」と母音をのばし、「う(ド)~う(レ)~う(ド)~」のように音を揺らしていきます。
はじめはゆっくり上下させながら徐々にスピードを上げて、最終的には声が震えるほど速くしていきます。
演歌のこぶしを真似ながら練習するとわかりやすいでしょう。
こぶしを上手く入れることができると、その部分にぐっと感情が込められるので、プロのような歌い方ができるでしょう。
こぶしの出し方や練習のコツはこちらの記事「カラオケでこぶしを出す方法」で詳しく解説しておりますので、ぜひご参考ください。
カラオケ技術③しゃくり
次にご紹介するのは、カラオケ採点でおなじみの「しゃくり」です。
敢えて本来より下の音程から入り、本来の音程に上げていくテクニックで、フレーズのはじめに入れることが多いです。
福山雅治さんの「桜坂」のAメロはじめのフレーズの「ゆれるこもれび」の「ゆ」はわかりやすいしゃくりですね。
正しいしゃくりのルールはなく、下げる音程の幅や、しゃくりのスピードはさまざまなので、比較的簡単なテクニックと言えます。
しゃくりの効果
しゃくりには、曲全体になめらかな雰囲気を出すことができる効果があります。
まったりとした雰囲気や大人の雰囲気など、ムードのある歌い方ができるでしょう。
ただ一本調子で歌うよりも、しゃくりを入れることで、プロっぽい歌い方になりますよ。
しゃくりのやり方
しゃくりは、子音から入り、母音で本来の音程に上げていくのがポイントになります。
例えば「さ」の言葉、「ミ」の音にしゃくりを入れる場合、「さ(レ)⤴あ(ミ)」と母音で本来の音にもっていく感じですね。
しゃくりは、比較的簡単なテクニックなので、コツがわかると、自由に使いこなせるようになるでしょう。
しゃくりは、歌にムードを与えてくれるテクニックです。
簡単にマスターできる技術なので、「何かすぐにできるカラオケテクニックをマスターしたい!」という方におすすめですよ。
こちらの記事「カラオケでのしゃくりのやり方や練習法」では、もっと詳しくしゃくりの方法を解説していますので、ぜひご覧ください。
カラオケ技術④フォール
フォールとは、本来の音から音程を敢えて落とすテクニックです。
Mr.childrenの桜井和寿さんがよく使うテクニックというとわかりやすいかもしれません。
基本的にフレーズの最後に使われることが一般的です。
音をストンと落とすだけなので、しゃくりと同じように、比較的簡単なテクニックです。
ただし、多用するとくどくなってしまうので、センスが問われることは覚えておいてくださいね。
フォールの効果
フォールをつけることで、気だるさ、切なさ、色気などの繊細な感情を表現できる効果があります。
ため息をつくような雰囲気ですね。
フレーズの終わりにフォールを入れることで、余韻を残した歌い方ができます。
フォールのやり方
フォールは、「は~ぁ」とため息をつく感じをイメージするとやりやすいです。
例えば「あいしてる~」の「る~」にフォールを入れる場合、「る~ぅ」と力を抜くようにして音を落としましょう。
フォールは発声テクニックよりも雰囲気を出すことが大事なので、プロの歌手のフォールを真似るのが上手くいくポイントです。
桜井和寿さん、米津玄師さん、aikoさんなどはフォールを入れた歌い方が多いので参考にしてみましょう。
フォールは簡単に使えるのですが、その効果は大きいので、おすすめのテクニックです。
こちらの記事「カラオケでフォールを取り入れる方法」では、もっと詳しくフォールのやり方をお伝えしておりますので、ぜひご参考ください。
カラオケ技術⑤ロングトーン
ロングトーンとは、一つの音を長く伸ばすテクニックのことです。
同じ音程、一定の声量で伸ばすときれいなロングトーンになります。
サビの前の部分や、サビの終わり、曲の終わりなどに使われることが多く、曲の印象を左右する重要なものです。
きれいなロングトーンを出すためには、腹式呼吸でたっぷりの息を送ること、声帯の動きをスムーズにして息を効率良く変換することが大切になります。
基本の発声ができていないときれいなロングトーンにならないため、難易度は高めのテクニックと言えるでしょう。
ロングトーンの効果
ロングトーンの効果は、使われる場所によって効果が違います。
まずは、サビになる前の盛り上がり部分。
Bメロの最後にロングトーンで盛り上がりながら、そのままサビにつなげる効果があります。
次に、サビの最後の部分。
サビで盛り上がった後に、余韻を残す効果があります。
さらに、曲の最後の部分。
曲をまとめ上げる効果があります。カラオケでは、最後にかっこいいロングトーンで終わると、大きな拍手をもらえるでしょう。
ロングトーンのやり方
ロングトーンをきれいに出すためには、たっぷりの息を吸って、たっぷりの声を出す練習が大切です。
「30秒ずつ息を吐く」→「30秒ずつ声を出す」という練習を繰り返しましょう。
ロングトーンを使いこなすためには、息の配分を考えることがポイント。
例えば、8拍伸ばす場合、はじめの4拍で息を使い果たしてしまったら息切れになってしまいますよね。
30秒のロングトーン練習で、息の量をコントロールできるようにしましょう。
実際に歌いながら練習する時には、MISIAさんの曲のように長く伸ばす部分が多い曲を選んでくださいね。
ロングトーンを練習すると、発声の基礎も練習することができます。
ロングトーンが修得できると、ロングトーン以外の発声もスムーズになるので、ぜひマスターしてくださいね。
ロングトーン練習に必要な腹式呼吸や声帯トレーニングなどの方法は、ここでお話すると長くなってしまうので、こちらの記事「カラオケのロングトーンの練習法」で詳しくお伝えしたいと思います。ぜひご覧ください。
カラオケ技術⑥ビブラート
ビブラートとは、声を揺らすテクニックです。
ロングトーンは一定の声を伸ばしますが、ビブラートは、一定の幅、一定の間隔で揺らしながら伸ばします。
音を伸ばす部分に出すことが多いですが、短いフレーズの中で出すこともできます。
ビブラートはいろいろなタイプがありますので、ご紹介しますね。
まず、音程を「上下させて」揺らす方法と音の「強弱で」揺らす2つの方法があります。
さらにビブラートを出すために使う体の部分によって3つのタイプに分けられます。
1つ目は、喉を使って音程を変える「喉ビブラート」。
細かく揺らすことができるので短いフレーズの中で使うことが可能。しかし、安定しにくい難点があります。
2つ目は、顎を使って音程を変える「顎ビブラート」。
口を開閉することでできるビブラートなので簡単に習得が可能。しかし、きれいなビブラートになりにくいです。
3つ目は、横隔膜を使って強弱をつける「横隔膜ビブラート」。
きれいなビブラートを出せるのですが、このタイプは習得は難しいです。
ビブラートの効果
ビブラートを出すことで音に響きが出る効果、感情表現ができる効果があります。
インパクトを与えることができて、曲全体にメリハリをつけることもできるでしょう。
ただ1つの音程で伸ばすと物足りない部分でも、ビブラートをつけると、ぐんと魅力的になります。
ビブラートのやり方
ビブラートは3つのタイプによって難易度もやり方も異なります。
「喉ビブラート」は比較的簡単。
喉を使ってサイレンのように音を上下させ、徐々にスピードを上げていくだけで喉ビブラートになるでしょう。
「顎ビブラート」も易しいテクニックです。
「お~う~お~う~」と口の開きを変えて響きを変化させてみてください。スピードを上げていけば、ビブラートになるでしょう。
「横隔膜ビブラート」は横隔膜を動かして出す必要があるため難易度は高いです。
横隔膜を動かす練習ができる「ドッグブレス」が効果的。
犬が「はっはっはっはっ」と呼吸するように発声するトレーニング方法です。
「はっはっはっはっ」→「あぁ、あぁ、あぁ、あぁ」→「あぁ~あぁ~あぁ~あぁ~」と、息から声に変化させると、ビブラートになるでしょう。
ビブラートは、腹式呼吸でたっぷりの息を吐くことがコツです。喉ビブラートと顎ビブラートはすぐマスターできますが、横隔膜ビブラートは習得に時間がかかるでしょう。
3タイプのもっと詳しい練習法が知りたい方は、こちらの記事「カラオケビブラートが上手くなる方法」をチェックしてください。
カラオケ技術⑦裏声
どの音程も地声で歌っている方におすすめなのが、歌声を取り入れる技術です。
裏声とは、地声が裏返った声で、息漏れ声の「ファルセット」と、息漏れがない芯のある「ヘッドボイス」と2つのタイプがあります。
「ファルセット」はため息のような声、ひそひそ声のような声です。
「ヘッドボイス」は安田大サーカスのクロちゃんの決め台詞の「クロちゃんです!」というあの高い声をイメージしてください。
ヘッドボイスは難しいテクニックですが、ファルセットは比較的簡単に出すことができるでしょう。
裏声の効果
裏声には、高い音域を出せるようになる効果があります。
地声だけだと出せる音域が限られますが、裏声を使うことで地声では出せない高音も出せるようになるからです。
また、ファルセットに切ない感情や悲しい感情などを出せる効果があります。
ヘッドボイスは、情熱的な雰囲気が出せるでしょう。
裏声のやり方
裏声を出すためには、まず裏声の感覚を掴むことから始めましょう。
裏声に効果的なのは、ため息とハミングです。
まず、「は~ぁ」とため息をついてみましょう。
そのままため息に声を混ぜた「あ~」と発声してみると、裏声の感覚が掴めてきます。
次に、「ん~(ハミング)あ~(裏声)ん~(ハミング)あ~(裏声)」とハミングと交互に出しながら練習すると、裏声が出しやすくなるでしょう。
裏声を使いこなせるようになると、高いキーの曲も歌えるようになり、表現力の幅も広がります。
ただし、いつも地声で歌っている場合は、裏声で歌うためには時間をかけて練習する必要があるでしょう。
詳しい裏声の出し方はこちらの記事「カラオケ裏声の出し方」で解説していますので、ぜひご覧ください。
カラオケ技術⑧ボイスチェンジ
裏声がうまく出せるようになったら、ボイスチェンジという技術にもチャレンジしましょう。
ボイスチェンジとは、地声と裏声の境目(換声点)で上手く声質を変えるテクニックです。
地声と裏声はそれぞれ使う筋肉、声帯の動きが異なるため、地声から裏声に変わる時には声が裏返ってしまいます。
ボイスチェンジが上手くできると、この裏返りを防ぐことができます。
そのためには、地声と裏声の中間とされるミックスボイスを使う必要があるのですが、ミックスボイスは、プロの歌手を目指す方でも挫折することが多いほど難しい技術です。
すぐにはマスターできないことは心得て挑戦してくださいね。
ボイスチェンジの効果
ボイスチェンジがマスターできると、ミックスボイスを使いこなすことができます。
ミックスボイスは、地声の力強さを持ちながら、裏声のように高音域まで出すことができる便利な声質です。
高音になると弱々しい裏声になっていた方も、かっこよく高音を出せるようになるでしょう。
カラオケで高いキーの曲を歌える人はたくさんいますが、ミックスボイスでかっこよく歌える人は少ないです。
ボイスチェンジが習得できれば、ワンランク上のカラオケ上手として尊敬されるでしょう。
ボイスチェンジのやり方
ボイスチェンジをするためには、まず裏声を地声の発声方法が正しくなければいけません。
地声、裏声の発声練習をした上で、地声と裏声を交互に発声して繋げる練習をしましょう。
高い音になるほど力が入り息の量が多くなりがちですが、そうすると上手くボイスチェンジができません。高音になるほど力を抜くこと、やさしく息を吐くことがコツです。
ボイスチェンジ、ミックスボイスは難易度が高い技術ですが、一度習得すれば、一気にスキルアップができるでしょう。
より高いカラオケスキルを身に着けたい方はぜひ挑戦してくださいね。
ボイスチェンジのもっと詳しい内容は、こちらの記事「カラオケのボイスチェンジ練習法」でご紹介していますので、ぜひご参考ください。
カラオケ技術⑨ものまね
最後にご紹介するカラオケ技術は、ものまねです。
ちょっと他のテクニックとは異なりますが、ものまねも立派なカラオケ技術と言えます。
カラオケでものまねができると、大いに盛り上げることができて、人気者になれるでしょう。
ものまねの効果
ものまねが上手くできると、歌唱力に不安な方でも、カラオケで上手く歌えるという効果があります。
少しくらい音程が合っていなくても、ものまねスキルが勝っていれば誰も気にしないでしょう。
さらに、プロの歌手を真似て歌ううちに、歌の基礎や歌い回しをマスターできるという効果も期待できますよ。
ものまねのやり方
カラオケものまねを成功させるコツは、とにかくお手本をよく見て研究することです。
歌い方だけでなく、体の動きも徹底的に研究して練習しましょう。
また、カラオケものまねでは選曲も重要です。
あなたの声にあった曲、特徴的な声や歌い方のアーティストの曲を選ぶことができれば、真似しやすいので上手くいくでしょう。
歌唱テクニックを練習するのは自信がない…という方は、ものまねスキルをアップさせるという選択肢もあります。
ものまねのコツはこちらの記事「カラオケものまねのコツ」で詳しくご紹介しています。
気になる方はチェックしてくださいね。
本気でカラオケが上手くなりたい人必見
カラオケが下手で悩んでいいませんか?実は大勢の人が失敗した経験を持っています。カラオケは趣味に留まらず仕事やコミニュケーションで活躍するスキルの一つですよね。
少しでも上手になるにはミュージックスクールは有効で最短で効果を出す有力は方法。ただ今では多くのスクールが有り何処で学べば良いか迷う事でしょう。
当サイトで厳選したすすめのスクール7選を紹介していますのでご参照ください[下記記事より]
友人や同僚などとカラオケに行ったとき、歌が上手い人はとても魅力的ですよね。 恋人同士の場合も、歌が上手いとより素敵に見えるもの。逆に歌があまり上手くないと、それだけで魅力が半減してしまうかもしれません。 「歌がうまくなりたい」「[…]
カラオケ上手になるためには、カラオケ技術を身につけよう
今回は、カラオケ上手になるためのカラオケ技術をまとめてご紹介してきました。
カラオケでは、抑揚、こぶし、しゃくり、フォール、ロングトーン、ビブラート、裏声、ボイスチェンジ、ものまね、と多彩なカラオケ技術があります。
全てを習得するのは難しいと思いますが、いくつかのテクニックを取り入れることで、ぐんと魅力的な歌い方ができるようになりますよ。
今回ご紹介した効果や難易度などを参考にしていただだき、あなたに合った技術を見つけてください。
あなたに合った技を見つけて磨いていくことで、ぐんとプロに近い歌い方ができるようになるでしょう。
カラオケ採点の点数アップにもつながるので、ぜひ試してみてくださいね。