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カラオケで声がかすれる訳!高音発声練習でかすれ声克服術!

カラオケで声がかすれるときれいな歌声にはなりません。

音程やリズムが合っていても、声自体がかすれていると自信のなさそうな歌になってしまいますよね。

特に高音になるとかすれるという方も多いです。

高音部分でかすれ声になってしまうと、無理に声を出している感じになり、聞きにくい歌声になってしまうでしょう。

そこで今回の記事では、カラオケで声がかすれる問題について考えたいと思います。

カラオケで声がかすれる理由は「喉が閉まっている」「胸式呼吸になっている」「口の開け方が悪い」「閉鎖筋が弱い」「裏声がうまく出していない」「乾燥している」「体調が悪い」とさまざまです。

これらの理由から、かすれ声を解消する方法を考えていきましょう。

かすれ声を解消する発声方法は高音発声方法にもなります。高音部分でもかすれずにきれいな発声ができるようになるでしょう。

カラオケで声がかすれるのはどうして?高音がきれいに歌えない!

カラオケで声がかすれるのはどうして?高音がきれいに歌えない!

カラオケで歌が上手いと思われる人は、音程やリズムが合っているだけでなく、声に芯がありますよね。

低音だけでなく高音ものびやかで安定した声が出せる人は、とても魅力的な歌声です。

しかし声がかすれてしまうと、それだけで下手に聞こえてしまうでしょう。

声がかすれていると、あなた自身も楽しく歌えないですよね。

自信がなくなってしまい、どんどん下手な歌い方になってしまうかもしれませんね。

カラオケでしっかり声を出そうと思っても、かすれてしまうのはどうしてなのでしょうか。

また、高音になるとかすれてしまうのはどうしてなのでしょうか。

まずは、その理由から考えてみましょう。

カラオケ高音で声がかすれる訳とは?高音がかすれる4つの原因

カラオケ高音で声がかすれる訳とは?高音がかすれる4つの原因

カラオケでかすれ声を改善するためには、まず、声がかすれる理由、高音でかすれる理由を考える必要があります。

それがわからずに闇雲にしっかり声を出そうと無理に声を出しても、ますます声がかすれてしまうでしょう。

かすれ声になる理由を明確にして、その理由から克服術を見つけることが大切です。

声がかすれる理由を知ためには、まず声帯の仕組みを知ることからはじめたいと思います。

声がかすれるのはどうして?声帯の仕組みを知ろう

かすれ声を改善するためには、声がかすれる仕組みを知るとわかりやすいでしょう。

声は、肺から送られてきた空気が喉の中にある声帯を振動させることで作られます。

声帯とは、筋肉、靭帯、粘膜からできた器官で、左右1本ずつのひだのようなものです。

呼吸をしているときは左右の声帯は開いており、話したり歌うときには左右の声帯は閉じた状態になっています。

 

声帯の動きについて理解したところで、声がかすれる理由の話題に戻りましょう。

この声帯に何らかの原因で問題が起きると、声がかすれてしまうのです。

その原因とは以下の4つです。

  1. 喉が閉まっている
  2. 閉鎖筋が弱い
  3. 乾燥している
  4. 体調が悪い

それぞれの原因について、もっとわかりやすくご説明していきますね。

声がかすれる原因①喉が閉まっている

声がかすれる原因として、喉が閉まっていることが挙げられます。

きれいな発声をするためには、喉が開いていることが重要です。

音をきれいに響かせるためには空間が必要になります。

発声する時にも、口の奥に空間がないと声を響かせることができないため、喉を開いて空間を確保することが必要です。

しかし、喉が閉まっていると言われてもイメージが湧かない方が多いでしょう。

具体的に、以下のような方は喉が閉まっていると言えます。

力んで歌っている

力んで歌っている方は、喉が閉まっている状態であることが多いです。

高音を頑張って出そうと思って力んでしまうと、喉が閉まりかえって高音が出せなくなってしまう方は多いです。

出しやすい音は楽に出せるけれど、高音になると喉が苦しくなるという方は、力んで喉が閉まっている可能性が高いですね。

胸式呼吸になっている

胸式呼吸で歌っている方は、喉が閉まりやすくなっていると言えるでしょう。

呼吸には、胸周りの筋肉を使う胸式呼吸と、お腹周りの筋肉を使う腹式呼吸があります。

息を吸ったときに肩が上がる場合は、胸式呼吸をしていることになります。

胸式呼吸は起きているときの呼吸法、腹式呼吸は寝ているときの呼吸法です。

のびやかな声を出すためにはお腹から声を出せる腹式呼吸が適しています。胸式呼吸だと、喉声になってしまい喉が閉まるからです。

声がかすれる時に、肩が上がっていたり、浅い呼吸になってる方は、胸式呼吸が原因で喉が閉まり、その結果、声がかすれているのでしょう。

口がしっかり開けていない

口がしっかり開けていない方は、喉が閉まっている可能性が高いです。

声を響かせるためには空間が必要になります。正しい口の形で喉を開き、空間を確保することが重要なのです。

口が横に開いていたり、口がしっかり開けていない場合は、喉が開けていないことになります。喉が閉まっているということですね。

「あ~」と発声した時に、縦に指2本が入ると、正しく口が開けていることになります。指が入らない場合は、口が正しく開けていないことになりますね。

口の開け方が正しくないため喉が閉まり、そのために声がかすれている可能性があるでしょう。

 

このような理由で喉が閉まっていると、声が十分に響きません。

スムーズに声が出せない状態なので、大きな声を出すためには、無理に声を出すことになるのです。

そのような状態で歌い続けていると、声帯に炎症が起きてしまいます。

トラブルが起きた声帯は正常に振動できなくなるため、声がかすれた状態になるでしょう。

声がかすれる原因②閉鎖筋が弱い

声がかすれる原因として、閉鎖筋が弱いということも関係しています。

閉鎖筋が弱いとはどういうことかご説明しましょう。

声は、2本のひだ状の声帯で作られるとお伝えしましたが、この声帯が関係しています。

呼吸をしているときは、声帯は開いた状態です。

声を出すときには、声帯が閉じた状態です。閉じた声帯の間を息が通ると、声帯が振動して声になるという仕組みですね。

この時、声帯を閉じるための筋肉を、閉鎖筋と言います。

この閉鎖筋の筋力が弱いと、ピッタリ声帯を閉じることができず、息が漏れたようなかすれ声になってしまうのです。

以下のような方は、閉鎖筋が弱いために声がかすれていると言えるでしょう。

息が漏れたような声になる

閉鎖筋が弱い場合、声がかすれていると同時に、息が漏れたような声、弱々しい声になっているでしょう。

この場合は、閉鎖筋の弱さが原因と考えられますね。

高音部分で裏返りやすくなる

閉鎖筋が弱いと安定した声が出せないため、高音を発声しようとすると声が裏返ってしまうでしょう。

高音を出そうとすると声がかすれるだけでなく、裏返ってしまう方は、閉鎖筋の弱さがかすれ声の原因と言えますね。

ロングトーンがうまく出せない

閉鎖筋が弱くて息が不安定になっていると、安定した息を出せないためロングトーンがうまく出せないでしょう。

長く音を伸ばそうとすると、途中でかすれ声になってしまったり、震えたような声になってしまうかもしれませんね。

その場合も、閉鎖筋が衰えがちであると言えるでしょう。

 

このような状態の方は、閉鎖筋が弱いために声がかすれている可能性が高いですね。

閉鎖筋の弱さにより声帯をピッタリ閉じる動きができないために、かすれたような声になっているのでしょう。

声がかすれる原因③乾燥している

声がかすれる場合、乾燥が原因である場合も多いです。

これは声帯の状態が関係しています。

声を出しているとき、声帯は1秒に100回~1,000回も振動しています。とてもたくさん振動していることがわかりますね。

そしてこの振動のたびに、声帯の粘膜はこすり合っています。

声帯の表面は粘膜なのですが、これによりとても乾燥しやすい状態にあるのです。

この声帯の粘膜が乾燥すると声がかすれてしまいます。

しかし、声帯の乾燥は感じにくいものです。以下のような状態の場合は、声帯がとても乾燥した状態と言えるでしょう。

喉がイガイガする

カラオケで歌う時に、喉がイガイガしていることがありませんか?

喉がちょっと痛いような違和感もあるかもしれません。

そのような場合は、声帯の粘膜が乾燥している状態と言えるでしょう。

エアコンがきいた部屋で歌っている

カラオケボックスの部屋はエアコンがガンガンきいていることが多いですよね。

これは喉には非常によくない状況です。

エアコンがあたる席にいると、なおさら喉が乾燥しやすくなるでしょう。

家で歌う時にはかすれ声にならないのに、カラオケボックスだと声がかすれる…という方は、エアコンの乾燥が原因かもしれませんね。

 

このように乾燥した状態で歌っていると、声がかすれてしまうでしょう。

乾燥した状態で歌い続けていると、声がかすれるだけでなく、喉を傷める原因にもなってしまうのでご注意ください。

声がかすれる原因④体調が悪い

最後にご紹介する声がかすれる原因は、体調が悪いということです。

スポーツの場合、体調が悪いといつも通りの動きをすることができませんよね。

カラオケで歌う場合も同じことが言えます。

体調が悪いときや体が疲れている時は、声帯も疲れて腫れた状態になっています。

特に声帯は腫れやすい部分でもあるので、影響が出やすいでしょう。

起きている間は、声帯を休ませることができないため、寝不足が続いている時も、声帯のコンディションは良くありません。

体調が良い時はかすれないけど、体調が悪い時や寝不足の時にには声がかすれるという人は、疲れ、寝不足などが原因であると考えられますね。

カラオケ高音で声がかすれる克服術!きれいな発声をめざす7つの方法

カラオケ高音で声がかすれる克服術!きれいな発声をめざす7つの方法

ここまで、カラオケの高音部分で声がかすれる原因をご説明してきました。

その原因から、カラオケで声がかすれない克服法を考えていきたいと思います。

まずはこちらの表をご覧ください。

かすれ声の原因 具体的な状態 克服法
①喉が閉まっている ・力んで歌っている
・胸式呼吸になっている
・口がしっかり開けていない
・リラックスして歌う
・腹式呼吸をする
・正しい口の開け方を意識する
②閉鎖筋が弱い ・息漏れ声になっている
・高音部分で声が裏返る
・ロングトーンが上手く出せない
・閉鎖筋を鍛える
③乾燥している ・喉がイガイガする
・エアコンがきいた部屋で歌っている
・乾燥対策をする
④体調が悪い ・休養をとる

このように、声がかすれる原因からわかる克服法は、「リラックスして歌う」「腹式呼吸をする」「正しい口の開け方を意識する」「閉鎖筋を鍛える」「乾燥対策をする」「休養をとる」ということです。

これらの方法は、声がかすれる時だけでなく、高音がかすれる時にもとても効果的な方法です。

かすれ声対策と、きれいな高音を出すための練習ですので、ぜひ実践してみてください。

1つずつご説明していきましょう。

声がかすれる克服法①リラックスして歌う

声がかすれる理由の1つは喉が閉まっていることです。

「力んで歌っている」「胸式呼吸になっている」「口がしっかり開けていない」ために喉が閉まっていることが考えられます。

まず、「力んで歌っている」ことの対策から考えていきましょう。それは、リラックスして歌うことがです。

「リラックスして歌うだけなら簡単そう」と思うかもしれませんが、これが意外と難しいものです。

普通に歌うと、しっかり声を出そうと力んでしまうため、意識的にリラックスることが大事です。

また、体の筋肉は繋がっているため、喉をリラックスさせるためには、周りの筋肉もリラックスさせる必要があります。

リラックスさせるポイントは、肩、首、顔、舌の筋肉です。

肩と首

肩と首にギューッと力が入った状態だと、喉が閉まってしまいます。

歌う前には、肩、首をそれぞれゆっくり回しましょう。

次に首をぐーっと上に上げて、ストンと落とします。

思い切り力を入れた後に脱力することで、リラックス状態を作ることができますよ。

顔の筋肉が緊張していると喉も緊張してしまいます。

顔の筋肉をほぐすためには「い」「う」の口を繰り返すことです。

「い」のときは、口を思い切り横に開き、「う」のときは次に思い切り口を突き出しましょう。

舌をリラックスさせることも重要です。

天井に向かって、舌を「べー」と思い切り突き出します。突き出した状態で5秒ストップしましょう。

 

このようなリラックス方法で脱力させてから発声し、喉の力みを改善していきましょう。

喉の閉まりが克服できれば、声がかすれにくくなります。

ただし、カラオケで周りに人がいる状態でこのような行動をとるのはちょっと恥ずかしいですよね。

歌う番が回ってくる直前にトイレなどでこっそりやっておくと良いですね。

声がかすれる克服法②腹式呼吸をする

次に「胸式呼吸になっている」の対策を考えましょう。

腹式呼吸を身につけ、胸式呼吸ではなく腹式呼吸で歌うことが2つ目の克服法です。

腹式呼吸で歌えるようになると、声が安定しコントロールできるようになります。

腹式呼吸は正しい発声の基本でもあるので、ぜひマスターしましょう。

鼻からゆっくり息を吸いお腹を膨らませ、口からゆっくり息を吐きお腹を凹ませるのが基本の形です。

腹式呼吸の感覚が掴めない方は、仰向けになった状態でやってみるのがおすすめです。

以下のような方法で練習してみてください。

ステップ①仰向けになりお腹に手を置く

仰向けになり、お腹の動きを確認できるように、お腹に手を置きます。

ステップ②お腹を凹ませながら息を吐く

お腹を凹ませるようにして息を吐きます。

お腹に乗せた手で、お腹が凹むのを確認しましょう。

ステップ③「ハっ」と力を抜く

すべての息を吐ききったら、「ハっ」と息を抜きます。

すると、お腹にぶわっと息が入ってくるでしょう。

ステップ④お腹を膨らませながら息を吸う

そのままお腹を膨らませながら息を吸いましょう。

腹式呼吸の感覚を掴む呼吸練習は、ラジオ体操のように「吸って~吐いて~」ではなく、「吐いて~吸って~」の順番で呼吸することが大事です。

「吸って~」からはじめると、いつも感覚で胸式呼吸になりやすいからです。

先に息を吐き切って、その後に息を抜くという流れで練習するとわかりやすいでしょう。

腹式呼吸のもっと詳しい練習法、さらに腹式呼吸で発声する方法は、こちらの記事「腹式呼吸をマスターするコツ」でお伝えしていますので、ぜひご覧ください。

腹式呼吸をマスターすることで、胸式呼吸で喉が閉まる歌い方ができるようになり、喉が開きやすくなります。

かすれ声が改善されてしっかりした声で歌えるようになるでしょう。

声がかすれる克服法③正しい口の開け方を意識する

「口をしっかり開けていない」という問題を解消するために、正しい口の開け方を意識しましょう。

声を響かせるためには空間が必要になるため、口の奥に空洞を作ることが大事です。

つまり、正しい口の開き方とは、口の奥に空間を作るような開き方ということですね。

これを心掛けることで、喉が開くようになるでしょう。

具体的な形をご説明しましょう。

「あ」の正しい口の開け方

基本は「あ」の口です。

指2本が縦に入るくらい口を開きます。下に開くのではなく、笑顔を作るように上に開くことを意識しましょう。

「い」の正しい口の開け方

「い」は、「あ」よりやや横に開きます。横にひっぱるように広げると、口の中の空間が狭くなってしまうので良くありません。

「う」の正しい口の開け方

「う」は、口をすぼめて前に突き出します。口の中に筒状の空間ができることをイメージしましょう。

「え」の正しい口の開け方

「え」は、「あ」よりほんの少し横に広げるだけ。舌の奥が上がった状態になります。

横に広げすぎないように意識しましょう。

「お」の正しい口の開け方

「お」は、「う」よりも少し口を縦に開きます。指1本が入るくらいが目安です。

 

このように、母音1つ1つを正しい口の形で発声できるようになると、喉が閉まりにくくなり、声が響くようになります。

これにより、無理に声を出して声帯に負担をかけてかすれ声になることを防げるでしょう。

声がかすれる克服法④閉鎖筋を鍛える

声帯を閉じる動きをする閉鎖筋が弱いと、しっかり声帯を閉じることができないため、声がかすれてしまいます。

閉鎖筋を鍛えることで、声帯がピタッと閉じるようになれば、かすれない芯のある声が出せるでしょう。これが4つ目の克服法です。

閉鎖筋を鍛えるために効果的なのは、エッジボイスです。エッジボイスを出すとき、閉鎖筋は声帯を閉じようと働くからです。

エッジボイスは通称「呪怨ボイス」とも呼ばれます。映画「呪怨」の登場人物の声がイメージされるからです。喉の奥のほうをガラガラと鳴らすような「あ゛―」という声です。

エッジボイスの出し方をご紹介しましょう。

ポンとエッジボイスだけを出そうとしても難しいかもしれません。

普通の発声からエッジボイスに変えていく方法がおすすめです。

以下のような流れで練習してみましょう。

ステップ①出しやすい音程、声量で「あーーー」

まず、出しやすい音程、声量で「あーーー」と発声します。

ステップ②少しずつ小さく、低くしていく

「あーーー」と発声したまま、少しずつ声を小さく、かつ低くしておきましょう。

ステップ③エッジボイスに変える

限界まで低音になったら「あ゛ー」とエッジボイスにしてみてください。

ステップ④エッジボイスだけを出す

①~③でエッジボイスに慣れてきたら、「あ゛、あ゛、あ゛」とエッジボイスだけを出す練習をしましょう。

ステップ⑤エッジボイスを伸ばす練習をする

次に「あ゛、あ゛、あ゛」と短く発声するのではなく「あ゛――――」と伸ばして発声できるようにしていきましょう。

 

このような流れで、最終的にステップ⑤のエッジボイスを伸ばすところまでいきましょう。

これにより声帯を閉じる筋肉である閉鎖筋を鍛えることができます。

閉鎖筋が強くなれば、声帯がしっかり閉じ、かすれ声ではなくなるでしょう。

声がかすれる克服法⑤乾燥対策をする

声帯の粘膜が乾燥することが、声がかすれる原因の1つでもあります。

声帯は特に乾燥しやすい部分なので、しっかり乾燥対策をしていくことが大切です。

具体的には、水分を取ること、喉の保湿をすることを意識しましょう。

水分をとる

カラオケでの乾燥対策は、水分をとって喉を潤すことが一番の克服法になります。

「じゃあ、冷たいジュースを飲みながら歌おう」と思うかもしれませんが、飲み物なら何でも良いわけではありませんのでご注意ください、かすれる声の対策としてベストな飲み物は、ズバリ「水」です。

冷たい水ではなく常温水が良いでしょう。

冷たい飲み物は、発声のための筋肉を冷やすことになり、動きを鈍らせる可能性があるからです。

炭酸飲料、柑橘系ドリンクは喉に刺激を与えるためおすすめしません。

また、ウーロン茶も声帯に必要な油分を奪ってしまうため避けたほうが良いでしょう。

とにかく水を飲んで喉を潤すことを意識してくださいね。カラオケボックスではお冷をもらえたり、ドリンクバーにお冷があることが多いので活用しましょう。

喉の保湿をする

喉を保湿するためには、のど飴、のどスプレーも効果的です。

カラオケボックスで水ばかり飲んでいるのはちょっと恥ずかしい…という方は、こちらがおすすめです。

また、カラオケに行く前日にはしっかり乾燥対策をしておきたいですね。

マスクをすると保湿になりますので、乾燥を感じるときはマスクをして寝ると良いでしょう。

部屋を加湿することも大切。最適な湿度は40%~60%です。

加湿器があればベストですが、ない場合はタオルがあればOKです。

フェイスタオルを濡らしてからしっかり絞り、ハンガーにかけて、部屋に吊るしておきましょう。

簡単にできるおすすめの乾燥対策方法です。

 

このように乾燥対策することで、声帯の乾燥を防ぐことができれば、声のかすれを防げるでしょう。

喉の乾燥は健康維持のためにも効果的なのでぜひ実践してくださいね。

声がかすれる克服法⑥休養をとる

声のかすれは、体調の悪さが関係していることも意外と多いです。

最後にご紹介する高音で声がかすれる時の克服法は、休養をとることです。

体調が悪く、声がかすれているときは、体のお疲れサインでしょう。

歌の練習だけでなく、仕事や家事なども頑張りすぎないようにしてくださいね。

特に、しっかり睡眠をしっかりとることが重要です。

また、歌いすぎることで喉が疲れている場合もありますので、カラオケで歌いすぎたと感じた場合は、少しクールダウンしてから再開すると良いですね。

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カラオケで声がかすれてしまうと聞き苦しい歌声になってしましますよね。

声がかすれる、特に高音で声がかすれるのには、「喉が閉まっている」「閉鎖筋が弱い」「乾燥している」「体調が悪い」といった理由があります。

このような項目から克服法を考えてきました。

「リラックスして歌う」「腹式呼吸をする」「正しい口の開け方を意識する」「閉鎖筋を鍛える」「乾燥対策をする」「休養をとる」という克服法を実践すると、かすれないしっかりとした声が出しやすくなるでしょう。

盛り上がる高音部分で声がかすれてしまうと勿体ないですよね。

ぜひ今回ご紹介した内容を参考にしていただき、しっかりとした安定した声でかっこよく歌いましょう。しょう。